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鑑賞用男性

bur********

3.0

チャチャチャを踊る有馬稲子

シネ・ヌーヴォの「松竹120周年祭」にて初鑑賞。 服飾デザイナーの芦谷理麻はファッションの本場パリに3年間留学していて、帰国するやメディアに引っ張り凧。 TV出演し、現代の男性もお洒落をして鑑賞されるべきだという持論を展開する。それを見ていた会社経営者の理麻の祖母は、自社の制服として理麻がデザインした“鑑賞用男性服”を採用することに。しかし、あまりの奇抜さに社員は猛反発。 理麻の義兄の弟の文二郎(杉浦直樹)だけはその保守的性格から一人背広を着続け、制服撤廃を掲げて第二労働組合を結成までする。 意地でも“鑑賞用男性服”を文二郎に着させたい理麻は策を弄するのだが… 監督は『砂の器』、『八つ墓村』の野村芳太郎、音楽が「上を向いて歩こう」を作曲した中村八大ということで観に行きました。 映画のジャンルとしてはラブコメなのですが、左卜全とか上田吉二郎など見ているだけで笑いがこみ上げてくる俳優が出演しているにも拘わらず、全く笑えない(;^_^A 1960年の昔の映画で演出が古臭いせいかもしれないけれど、1964年の『マイ・フェア・レディ』は何度見ても大笑いするのになあ? 二つ隣の席の中年男性はずっと笑っていたので、自分の笑いのツボにはまらなかっただけかもしれません。 他の出演者は、文二郎の女友達に「どーもー」でお馴染みの芳村真理(平成生まれの人にはわからないw)、婿養子で理麻の父に十朱久雄、自身の役で桑野みゆき、珍しいところでは国会議員役の二代目渋谷天外。 本作はファッション・デザイナーの中林洋子のエッセイを元にして脚本が書かれたそうで、映画の見所としては、やはりファッション、様々な衣装にあるのでしょう。 鑑賞用男性服は奇抜を通り越して“変”なのですが、後半の能をモチーフにした女性服は現代のファッション・ショーで発表されてもおかしくないものでした。 正直言って音楽は期待外れだし、退屈な映画でしたが、 若くて美しい有馬稲子は意外に(失礼!)プロポーションも良く、さすが宝塚出身なだけあってダンスも本格的だったので★1つオマケしておきます

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