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妖刀物語 花の吉原百人斬り

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4.0

「人の疝気を頭痛に病む」

 顔に大きなあざのある赤子が商家に捨てられ、次郎左衛門とし成長する。誠実な人柄で商家を繁盛させていた彼には、あざ故か嫁のなり手がいなかった。誘われて行った吉原で玉鶴に優しくされた彼は、彼女に入れ込んでしまい利用される。  これも最近読んだ鈴木敏夫の「映画道楽」に載っていました。タイトルから絶倫侍の話かと思ったら、全く違います。一歩間違うと、うぶな町人の逆切れ物語に陥ってしまいますが、ラストに思わず力が入る見せ方にに拍手。監督と片岡千恵蔵の力量なんですね。ふてぶてしい顔つきだけど、機転が利く悪党どもも面白い。 「人の疝気を頭痛に病む」

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