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秋日和 (1960)

監督
小津安二郎
  • みたいムービー 17
  • みたログ 336

3.97 / 評価:115件

苦手な小津作品だがようやく味わいを理解

  • oir***** さん
  • 2020年5月31日 21時13分
  • 閲覧数 199
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

本作品の初見感想はとにかくイライラし通し。おっさん三人組がもろいやらしく、ヒロインの貞操観念も母親の再婚を「汚らしい」「不潔!」など、どちらも不快不愉快な気分にさせられましたね。

で今回2度目の視聴でも実は上の感想は変わらないものの、その他の場面で結構細かく笑えたりしたのは進歩といえそう。

今回特に着目したのは製作技術、演出面における「小津流」のお手並み。
やはりすべてが端正で見事なまでに四角四面。セリフもまるでAIロボのよう。ところがそれらのはまり具合によって「侘び・寂び・情」がにじみ出てくる様をようやく感じ取れたような気がしますね。

強いダイナミック感ではない「感情の微妙な振幅の共振」を十数年かけて受容できる心境に達したのかもしれません。

個人的に華を感じたのが岡田茉莉子さん。
劇中においてストーリーを強く推進させる重要な役を演じてましたが、あのいやらしいおっさん3人組に啖呵を切る場面はなかなか痛快!
ちゃきちゃき江戸っ娘っぷりは魅力たっぷりでしたね。

視聴済みの主要小津作品をもう一度全部見直すのは正直しんどいですが、おいおいそうしていきたいですね。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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