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秋日和

秋日和

128

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5.0

新たな挑戦

比較対象とされる『晩春』冒頭シーンの茶会は法事に変更され、背景の水の揺らぎに光を当てて反射させたと思しきショットが目を惹く。 終盤の旅先で原節子が亡夫とともに余生を生きることを娘に伝えると、その揺らぎの背景が戻るという幽霊の演出。 不在を視覚化する小津の新たな挑戦かもしれない。

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