秋日和

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秋日和
4.0

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(44件)


  • エル・オレンス

    5.0

    ネタバレ小津映画5本指に入る面白さ!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • oir********

    3.0

    苦手な小津作品だがようやく味わいを理解

    本作品の初見感想はとにかくイライラし通し。おっさん三人組がもろいやらしく、ヒロインの貞操観念も母親の再婚を「汚らしい」「不潔!」など、どちらも不快不愉快な気分にさせられましたね。 で今回2度目の視聴でも実は上の感想は変わらないものの、その他の場面で結構細かく笑えたりしたのは進歩といえそう。 今回特に着目したのは製作技術、演出面における「小津流」のお手並み。 やはりすべてが端正で見事なまでに四角四面。セリフもまるでAIロボのよう。ところがそれらのはまり具合によって「侘び・寂び・情」がにじみ出てくる様をようやく感じ取れたような気がしますね。 強いダイナミック感ではない「感情の微妙な振幅の共振」を十数年かけて受容できる心境に達したのかもしれません。 個人的に華を感じたのが岡田茉莉子さん。 劇中においてストーリーを強く推進させる重要な役を演じてましたが、あのいやらしいおっさん3人組に啖呵を切る場面はなかなか痛快! ちゃきちゃき江戸っ娘っぷりは魅力たっぷりでしたね。 視聴済みの主要小津作品をもう一度全部見直すのは正直しんどいですが、おいおいそうしていきたいですね。

  • qaz********

    1.0

    眠くなる・・・

    先週の水曜にGEO経堂でレンタルし鑑賞しました。 眠くなります・・・

  • drm********

    4.0

    ネタバレ継いでいくもの

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ton********

    4.0

    三人オヤジ

    親の幸せとは何だろうかと考えたストーリーだった。 子供を産み育てること、子供の結婚、その先は? 特に今回のような片親の設定で、子供が家を出た後はどうなのだろう。 見所は三人オヤジのやり取りだと思っている。コミカルに演じたオヤジ俳優たちのやり取りが面白い。 平田のオヤジをちょっと応援したくなる。 他の二人のオヤジの家庭は、妻と娘がいるせいか、やや明るい色調で家庭的な雰囲気。 平田さんの家は、お手伝いさんがいるとはいえ、男親と息子の男所帯。 色味も地味で、無骨な雰囲気。 細かい設定。 原節子&司葉子母娘は、思い込みの激しい頑固な娘と、相変わらずニタニタと笑みを浮かべはっきりとしない母。 旅行先での和服に、なかなかに鋭利で長めな爪とマニキュアに違和感。悪目立ちしていて、ここだけ変。 岡田茉莉子演じる友人が良いやつ。 キャストにある岩下志麻はもはやウォーリーを探せなみに、華がまだない…溶け込んでいる。 そして、笠知衆はやっぱり笠知衆。

  • tes********

    2.0

    小津映画はどれも同じに思えてしまう!! 2

    4.11点/70人/1960年   3ヶ月前に人生初小津映画としてBS放送録画して ”晩春(1949)” を見た。つまらなかった。 小津監督といえば、外国でもそれなりの知名度がある監督なので、面白い映画もきっとあるはずだと思い、再びBS放送録画していた3作品、  ”彼岸花(1958)”  ”秋日和(1960)”  ”秋刀魚の味(1962)” を連続で見た。 やっぱりつまらない。 テーマや登場人物の設定までどの作品も大して変化が無く、セルフリメイクをただただ見せられている気分になってしまった。 監督作品4作しか見ていないが、他の作品を見てみたいと思うことすらなかった。 どうも生理的に合わない監督なんだと思う。 個人的なマイナスポイント @何処の家庭にもあるであろう事柄をことさら大げさにあつかって、貧乏人からしたら贅沢な悩みを見せられるだけの映画に感じる。 @計算尽くされた画面や演技指導の産物だと思うが、画面からオドロキや意外性が全く感じられずワクワク感やドキドキ感がまるで無く窮屈に感じる。 @男前、封建親父、従順な母、美人の娘、登場人物がステレオタイプでつまらない。外人に受けるのはその部分の分かり易さもあるのかな? @監督作品に原節子が登場する時は、決まって絶世の美人設定なのだが、個人的に原節子は大和撫子設定には程遠いアラブ系美人に見えて、その時点でしらけてしまう。 個人的には全く面白みを感じない作品群ではあるが、寅さんや007などのお決まりシリーズ物映画の一本と思って見れば、新たな発見や意外性が無くとも、お決まりの予定調和を楽しむにはいいんじゃないでしょうか? ジャズよりもクラシック的な、 現代美術よりも、宗教美術的な、 型にはまった決まりごとを楽しむつもりで見るのがいいかも知れないと思う。 話の内容はともかく、キレイな映像、美人の娘、男前の若者を見て、目の保養をするにはいいんじゃないでしょうか? 余談、 監督作品を見ていて、 曲がったなすびと共に、”仲良きことは、美しきかな” と書かれて、飾られることの多い色紙の飾られている和室が思い浮かんだ。

  • 柚子

    3.0

    「不潔よ、そうよ不潔よ」

    たいていの人は『晩春』と比較してしまうんじゃないかな? 11年後に、本作『秋日和』 27才のお嬢さんが、大好きなお父さんと離れられず、婚期を逃しそうになって… 父と娘の物語から、一転、そのときのお嬢さんが、お母さんに!の、原節子さん 物語の筋は『晩春』の父と娘が、母と娘に変わっただけだが、本作は若い女性が、格段に強くなり、60年代に突入したころの様子が分かる 3バカオヤジ(すみません!)は、やりこめられ、なんか、滑稽だけど、微笑ましい(^-^; 娘を嫁がせる母親の気持ちは、まだ味わったことがないけれど、一人暮らしを決め、巣立った我が娘の旅立ちの日と被るものが有り、しんみりしてしまった 余談 原節子さんの、真っ白なマニキュアが気になって仕方なかった 尖った爪に、お母さんという雰囲気も、ちょっと違和感

  • じぇろにも

    4.0

    ネタバレタワーの風景?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hea********

    5.0

    相変わらず日常

    小津監督末期の作品なので小津作品常連の原節子が母親役とは感慨深いですね。 「彼岸花」に続いて中井貴一の父親である佐田啓二が出ています。 演技に関しては中井貴一はいいと思うが、ルックスに関しては父親の方が上ですね。 それにしても小津作品はいつも結婚適齢期の女性と結婚話が出てきますね。 徹底したこだわりを感じます。 3人のおじさん達の会話も面白いです。 いつもの小津作品ですが楽しめました。

  • ma2********

    5.0

    端正で、温かな~

    20年ぶりくらいでしょうか、恐らく見たのは2度目かと思います。 良かったです。 建物やセット、衣装、デコレーション・・・ 端正で、心地よくて、温かな~ 映し出されるものはどれも、美しい 以前、見たときは、あー、また同じような話に、小津調、小津美学かー、と少々ウンザリしたような感想を抱いたかと思います ところが・・・ 歳のせいでしょうか、とても大人のコメディーのように感じられました。 小津作品に触れられることをしみじみ、喜びたいと思います

  • shinnshinn

    4.0

    小津最高か?小津再考。

    お恥ずかしい話、けっこういい歳になるまで小津映画のどこがいいのかと思っていました。 お約束のせわしない切り替えしに、反復するようなゆるい会話がかったるい。畳で寝ころがったような高さからのロー・ポジッションがそれほど効果的なのか?。役者さんにあんな棒読み演出(指導)をして、こんなの俳優殺しだよぉ・・・(笑)。真正面から撮る原節子さんがどうもよくない・・・(ななめから撮ってあげた方が絶対にキレイ)、第一、役者さんがカメラのレンズを覗き込まないようしていて何だか苦しそうだ。小津さんの評価が高いのは、小津さんが亡くなったあとに外国の監督たちがOZ GOODと言い出してからじゃなかろうかと・・少しうがった見方をしていた時期もありました。 それでも、代表作といわれる後期の作品を何本か観て行くうちに、そんなに悪くないかもという気になって来ました。独特のゆったりとした空気感も慣れて来ると心地よい。間の取り方がほのぼのとしていて、たまにクスっと笑わせてくれる。原節子さんもしっとりと凛々しい(色気のようなものは、まだ自分には分かりません)。何よりも、映画のトーンが明るく、<当時の世相を反映している為なのか、あるいは映画のウソなのかは不明>とにかく 登場人物がみんな元気で前向きで、観ていて楽しい。悔しいけれど毎日誰かが、ホームからジャンプする現代の日本人よりもずいぶんと幸せそうに見える。 貝や、野菜のうまさが分かるようなったらもはやオジサンだけど、小津が分かるようになったら立派なオジサンだ。

  • al2********

    5.0

    小津晩年の傑作

    それまでは父を置いて嫁に行くのをためらう心優しい娘がはまり役ですばらしかった原節子 そんな彼女がここでは年頃の娘を持つ母親役ということで期待と同時にイメージに合わないんじゃないかと思ってたが予想以上にすばらしく彼女の別の一面が見れてよかったです 佐分利信、中村伸郎、北竜二は原節子司葉子母娘にやたら縁談を進めたがるおせっかい三人組でいかにもあの時代を感じさせるキャラです そしてなんといっても若き日の岡田茉莉子がいい 男っぽい口調ではっきりものを言う性格が気持ちよく彼女の存在がこの作品をより面白くしています いつもの小津作品らしいカメラアングルや固定ショットとカラーの美しい映像を楽しみながらほろりとしたりコミカルだったり、絶妙なバランスでそれぞれの登場人物が際立っていてまさに名作です

  • yok********

    4.0

    美しい。

    色の配色、景色、景観のカメラワーク、そして人間、全てが美しい。 特に女性の言葉、仕草が本当に美しい。かつての日本の女性は本当に美しかったんだと、思える映画。

  • jsr********

    5.0

    新たな挑戦

    比較対象とされる『晩春』冒頭シーンの茶会は法事に変更され、背景の水の揺らぎに光を当てて反射させたと思しきショットが目を惹く。 終盤の旅先で原節子が亡夫とともに余生を生きることを娘に伝えると、その揺らぎの背景が戻るという幽霊の演出。 不在を視覚化する小津の新たな挑戦かもしれない。

  • はちみつロケット

    4.0

    昔ていいな

    司葉子のワンピース姿が綺麗だった。スタイルもいいし、顔も小さい。 岡田茉莉子がチャーミングでカワイイ。現代的な女性だなあ、と思った。 原節子がほほえみをたやさない。 「晩春」の智衆さんの結婚してほしいお父さんの立場を、原さんが結婚してほしいお母さんの立場を演じているのが面白い。 人は年をとると立場が変わるんだな、ということをじんわりかんじる。 昔の日本て優雅だな。 こんな風にゆっくり丁寧に人とコミュニケーションをとって生活できていたら、幸せだろうな。

  • とみいじょん

    4.0

    原さんの美しさ…ホームコメディの安定感

    小津監督の映画を初めて観ました。原節子さんの映画も初めて観ました。うん、外国人が好きそうな映画だな。外国人が描く理想の日本の形があるなと思いました。 物語自体は特に目新しいものはない。昭和、テレビのゴールデンタイムを飾っていたホームコメディにもありそうな物語。『寺内貫太郎一家』とか『時間ですよ』とか『ありがとう』とか。ちょっとお節介な人々に巻きこまれた人々のドタバタ劇。なんだかんだと言ってハッピーエンドになるのも同じ。(あ、年代的にはこの映画の方がTVドラマより先か)   でも、なんか違う。TVドラマが、ちょっとこげたゴロゴロのサトイモの煮っ転がしが器にドン!と大盛りに盛られているイメージなのに、この映画は有田焼等の器に美しく盛られた海老しんじょ、彩りも鮮やかなシシトウ付き。TVドラマが胡坐かいて頂くような感じがするのに対して、小津作品は正座していただくような感じ。といってもかなりリラックスしてお茶を片手に鑑賞できるのだけど。 この当時に大卒という大企業の部長や教授クラスの伯父さま方という超エリート、上流階級を扱っているから? だけでなく、ウィキペディアによると、部屋の絵とか本物を使って撮影しているとか。そういうこだわりなどに現れる演出が、その雰囲気の違いを醸し出しているのだろう。言葉使い、抑揚、間、声の高さ・出し方そのすべてが洗練されている。「ごきげんよう」の世界。個人的には、上流階級の奥様方が「あんた」というのは好きではないけど、あの当時はそれが普通だったのだろう。 原節子さんは絶世の美女との評判の高い方。   個人的には正直あまり美人には見えなかった。きゃしゃな司さん、岡田さんと並んでしまうから余計に原さんの大柄が際立つ。年齢的に若いお二人よりふくよかになられるのはしょうがない。ふくよかになったから大柄というのではなくて、意外に口大きいな、手も大きいな(白魚のような指とは例えがたい)、全体的に男性のような骨格をされているな、背も高いし。意外に所作が雑だし。中村玉緒さんの若い頃が文楽人形の娘の頭にそっくりなのと比べて、原さんは日本人離れしている。あえていうなら、マレーネ・デートリッヒ系。三輪明宏さんにも似ている。やっぱり美女か、と思いながら観ていました。そんな方が、日本的な家屋に日本の着物着て収まっているから、縮こまって窮屈に見えるのかと。   ああ、でもラストの場面。娘を嫁に出して、一人で寝支度する場面、あのほっと一息つく場面の美しさ。艶。円熟した色気。情感の細やかさをあれだけで表現してしまうその演技力。やっぱり美しい人だなあと感動しました。う~ん、年と美しさって重ねるものなのね。 今美魔女とか流行っているけど、日常のああいうひとコマに凝縮される美を丹念に描き出す。 視聴し終わってすぐはニ度見はしないかもと思っていた。けど、時が経つにつれて時々見直したくなる映画です。 小津監督ってすごいです。

  • ken********

    5.0

    小津監督初鑑賞。よかったです。

    小津監督初鑑賞でした。 会話の内容もおもしろいし、ストーリー展開もよかった。 死んだ夫の友人3人組は、なんともいえないいい味を出してました。 昔の映画もいいもんですね。

  • tak********

    5.0

    原節子って美人ですか? 

    なんとも、やっぱりワンパターンでした。ローアングル、かたい台詞回し、おうむ返し、無人の室内、同じ背景の多用、役者の真正面アップ、悪人不在・・・ ちなみに私は、寅さん・釣りバカ・007・水戸黄門等々が大嫌いです。 しかし、全く退屈することなく、楽しみながら、満足できました。 会話と進行のテンポが良く、日常をこれだけうまく表現できる技はすごいです。 正直、個人的にはちっとも美人と思えない原節子の顏の下半分だけで表現する微笑みも、演技力をちっとも感じられない笠智衆も、まわりの役者が熱演すればするほど「小津流」の個性として際立って、理解させられ、うなずいてしまう。 今の若い人達(20~30代)は先入観なしで観た場合どう思うのでしょうか?退屈な変化のないホームドラマとしか感じれないかな? 私が「東京物語」を20代半ばで観たとき、ぶっ飛びました。 天邪鬼な人間ですから、評価の分だけ斜めに見てしまうけど、そんなの関係なし。日本映画のすごさを感じた監督のひとりです。

  • kih********

    3.0

    洋食の間には和食も食べよう

     脂っこい洋食が続いたら、お茶漬けの味が懐かしくなる。洋画が続いたら邦画を見たくなる。日本人だから。  『秋日和』は、分かりきっていることではあるが、他の小津作品と何の変りもない。強いて言えば、娘役だった原節子が母親役になったこと、カラー作品の最初が“赤”を意識しすぎて違和感があったのが、本作ではかなり自然色に近づいてきたこと、くらいだろう。  テーマが、親子の間での結婚観の違い、それも都会のインテリ層の家庭での話題であることはこれまで通り。固定アングルと切り替えしというカメラワークもこれまで通り。出演者もこれまで通り。  ワクワク・ドキドキ感はない。退屈なまでの安定感。これが日本人のお茶漬けの味。これはこれでいい。

  • ytq********

    3.0

    このテンポ…

     オヤジ共(←スケベ)のマドンナである未亡人、その一人娘も結婚適齢期。だがその娘は一人になってしまうであろう母に気兼ねしてか結婚する気がない。そこでオヤジ共(←スケベ)は未亡人を再婚させる事で娘を結婚に導こうとするが、そのために騒動が…。  小津監督はトーキーになって後も益々サイレント的手法での映画作りを洗練させていったのだと感じさせられた。そのせいか登場人物の台詞のやり取りが不自然でテンポのおかしなものに感じられる。そこをクリアすればもう少し短い尺となったと思うし、作品が長過ぎると感じなかったかも知れない。それがこの作品及び戦後の多くの小津作品に対する印象である。トーキー以降の小津作品を楽しむにはそういう意味で、観る側の歩み寄りがある程度必要であり、そこがささやかな弱点かも知れない。  この作品にもそういった弱点を感じずにいられないが、身を委ねてしまえるならばやはり楽しくほろ苦い軽喜劇の佳作である。特に岡田茉莉子のコメディエンヌぶりが心地いい。助演女優賞贈呈といったところ。  しかし、見事にカメラが動きませんなー

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