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たくましき男たち (1955)

THE TALL MEN

監督
ラオール・ウォルシュ
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3.75 / 評価:4件

「少年なら誰でも憧れ、老人が夢で見る男」

  • maxime_du_camp さん
  • 2010年11月24日 2時09分
  • 閲覧数 305
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

南北戦争の傷跡を残したアメリカで、牛5千頭を移動させる大仕事を行うのが、クラーク・ゲイブル。『風と共に去りぬ』のレッド・バトラーだ。ゲイブルは、モンローの遺作『荒馬と女』でも、古き良き時代の女たらしのカウボーイを演じていた。どちらかというと都会人ではなく、男性ホルモンをみなぎらせた田舎の好男子が似合う。ここでは、ピストルの名手でもあり、弟のふたり、金持ちのロバート・ライアンを強盗するところから始まる。ふたりで空き缶を撃ち合って空中で飛ばしっこするぐらいの腕前。しかし、現実にはありえない漫画的なシーンではあるが。何事も冒険を嫌うような都会人でビジネスマンとしてライアンは登場し、ふたりにあっさり捕まって金も投げ出すのだが、そこで取引を持ち出すところがしたたかだ。ライアンも案外、射撃がうまいことが旅しているうちにわかってくる。雄大な大地を何千頭もの牛や馬が移動するシーンは『赤い河』なんかでおなじみの西部劇の風景だが、久しぶりでみてウォルシュの迫力に圧倒された。その上、この映画は実に波瀾万丈で次々に事件が起きて、戦闘となり見応えたっぷりの娯楽大作となっている。はじめ、3人がジェーン・ラッセルと出会うところもインディアンの襲撃で、そこではゲーブルのみが駆けつけて救い出す。牛の移動がはじまると、ならず者が税金のとりたてを行っていたり、弟のライアンの仲間割れが生じたり、さらにラストはスー族との激闘が用意されている。ライアンから牛を売った分け前をもらおうとすると、雇われガンマンがゲーブルを取り囲んで捕縛しようとする。が、一歩先読みしていたゲーブルは、仲間のメキシコ人たちにあらかじめライアン一派を見晴らせていたのである。逆にライアンの首根っこを捕まえたゲイブルだが、分け前は自分の持ち分だけささやかに受け取り去っていく。そこで、タイトルの台詞がライアンの口から出てくるのだ。「少年なら誰でも憧れ、老人が夢で見る男」つまりゲーブルのことだ。

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