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(1961)

監督
番匠義彰
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3.00 / 評価:4件

洋画配給はドライに商業視点じゃなきゃあ…

  • bakeneko さん
  • 2015年8月19日 14時05分
  • 閲覧数 559
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

弱小洋画配給会社を経営する佐田啓二と妻:岡田茉莉子そして翻訳バイト女性:岩下志麻の三角関係を、妻が世話する戦災孤児:石川竜二や彼女に懸想するピアノ教師:仲谷昇とのトラブルと共に活写したメロドラマの佳作で、松竹の2枚看板女優-“ちゃきちゃき茉莉vs駆けずのお志麻”の対決に魅入る作品となっています(どっちも綺麗♡-でも私は茉莉子様命!)。

倦怠期の夫婦の溝とお互いの気持の再確認を、幾人かのサブキャラクターとの葛藤の中に掬い上げて見せてくれる作品で、佐田&岡田の倦怠期にありながら息の合った夫婦に、片思いの女性やプレイボーイの青年&慕う少年が絡んだ人間スクランブルを魅せて行きます。
洋画配給会社という夫の仕事が興味深く、当時松竹が本当に配給していた西ドイツ映画「女(Jons und Erdme)」を架空の“罪なき女”として劇中で使っている他にも、「都会の牙(DOA)」
のポスターも見つけることが出来ます。

そして、脇役の重鎮として美味しいところを浚っている佐分利信の渋さも見所の作品で、些細な食い違いが生み出す疑惑の渦巻き&恋愛駆け引きを、日本人の繊細な遣り取りの中にスリリングに活写してメロドラマの醍醐味を堪能させてくれる良作であります(岡田=和装vs岩下:洋装のー2女優の対照的なファッションにも注目!)。

ねたばれ?
終盤の岡田茉莉子さんの可愛い嫉妬の台詞:“いやっ、いやっ…”の抑揚は“熊をも倒す”萌口調です(女性の方は参考にしましょう)。

詳細評価

物語
配役
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