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俺はトップ屋だ 顔のない美女 (1961)

監督
井田探
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3.33 / 評価:3件

俺はトップ屋だ~♪

  • bakeneko さん
  • 2012年3月20日 12時48分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

二谷英明演じるやけの腕っ節の強いフリーのジャーナリストが事件に巻き込まれる―“俺はトップ屋だ”シリーズ(全2作)の1作目で、(52分という尺に合わせる為の)速過ぎる展開、不条理な論理、説得性の無い行動、そして変な演出と間がズレた編集に、観客が異次元空間に引きずり込まれる怪作であります。

ばかえいがふぁんあつまれ~(「マルタの鷹」のバカ邦画バージョンだよ~)。
え~、映画の出来映えが一定水準以下だと“駄作”ですが、
水面下に深~く沈みこむと大化けして“トンデモ作”として突っ込みながら楽しめます。
ハードボイルド≒行き当たりばったり―と理解している:筋立てに、
超高速の:狂奔展開(登場人物の台詞までもが早口)、
論理&説得性の欠片もない:犯行原理&犯罪手法
そしてクライマックス?の危機脱出のトンデモナイ演出によって、本作は終始“突っ込み&笑い”の絶えない作品となっていて、最後の二谷の凄まじい歌声まで、行き先不明で突っ走る映画となっています。

ほぼ同時に作られた第2作と一緒に見て比べると“殆ど登場役者が同じ”(吉本新喜劇形式ですな)ことも楽しめる作品で、1作目での悪者や悪女が2作目に復活して出てくる展開もシュールな感覚を愉しませてくれますが、困った?ことに2作目は“少し出来栄えが良くなっている&この異次元演出に慣れて来る”ので、刺激が薄められています(感覚が麻痺して来るとも言えますが)。そして、(流石に“これはいかん!”と思ったのか)二谷の歌が聴けるのは1作目だけなのであります。

好事家にお勧めの、ばかえいがの神髄を楽しめる作品であります。


ねたばれ
1、 クライマックスに使われる“消化器”は、重曹におがくず等を混ぜたものを消火砂の代わりに収めており、拳銃のように構え火薬の爆発によって散布するタイプであります。
2、 “空気ピストル”とはドラえもんの道具では無くて、エアピストル(空気けん銃)の事の様です。

詳細評価

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