社長道中記
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(7件)


  • いやよセブン

    4.0

    第一作

    森繁の社長シリーズの第一作目。 食品会社の社長が森繁久彌、小林桂樹は平社員で堅物、彼女は団令子。 大阪支店の売り上げが芳しくないため、カツをいれるため特急「こだま」で出張する。 笑いどころは多く、三木のり平も加わった宴会芸、マッサージ、クスリの入れ替わりなどとても面白い。

  • ma2********

    4.0

    ノスタルジーにひたれます

    数ある社長シリーズでも、この辺りの1964年(昭和39年)の東京オリンピック以前のものは、私のような昭和20年代生まれの者には本当に、見飽きないです! これは61年作で、まだ新幹線登場以前のお話。子どものころの街や田舎、家庭、風俗、カイシャ、テレビ・・・と画面に出てくるイチイチが、ああ、こうだった!と懐かしく、面白い。ノスタルジーにひたってしまいます 先年亡くなった淡路恵子さんのママの色っぽいこと、そして芸者の新玉美千代さんのこれまた綺麗で、チャーミングなこと! 白浜温泉での森繁、三木のり平、小林桂樹の宴会芸のシーンも見ものです。ちょっぴりモダンで奇抜。楽しめますよ ところで、東宝の併映作は黒澤明「用心棒」だそうです。まさに、戦後の日本映画界黄金期の作品なんですね

  • abu********

    3.0

    ネタバレ大らかなコメディ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • shinnshinn

    5.0

    古き良き昭和の象徴

    とても懐かしい映画、新幹線がまだ無かった頃の昭和の風景が興味深い。リアルタイムで劇場に足を運んだ世代の方には、古き良き昭和の象徴のようなシリーズなのでは。 当時の東宝のドル箱シリーズの一つで、大いなるマンネリであり、お約束の塊なんだけど、そこがまたいい。むしろ、それを確認するぐらいの気持ちで毎回見ています。正直、今の若い人にこの映画で笑えといっても、なかなか難しいかもしれない(笑)。 全作品を観ている訳ではないけれど、シリーズを通して笠原良三さんの脚本はプログラムピクチャーの割にはそれなりにギミックもあって、お話もうまくまとめているし、何よりもそれぞれのキャラクターにブレがない。たまに変な終わり方の作品もあるんだけど、なにしろ年間に4本とか量産していた時期もあったので時間が足りなくて、エイヤァーなのかも(笑)。 本作を観て改めて気づいたのは、コメディアンとしては三木のり平さんが群を抜いて上手い事。 自分が好きな歴代ボンドガールならぬ、社長ガールでは本作の新珠さんはやっぱりキレイ。初期の頃の扇千景もビックリするほどいい女、きりっとした美人の池内淳子さんもいい味出していました。芸者さんやホステスさんの役ではないけれど、若い頃の雪村いづみが上戸彩ばりに可愛く、東宝の看板女優 司葉子さんが上品で凛とした感じか、あとは藤山陽子(いつも刺身のツマ的な役だった、引退早かったです)もいい。 とにかく、安心して見れる映画シリーズ。社員が社長に逆ギレしても決して飛ばされることはなく、怪しい外国人のバイヤーと商売しても会社が倒産するようなこともない、浮気が成功することも金輪際ない。 出演者のほとんどが、すでに鬼籍に入られています。ごく、個人的な愛着で星5つです。

  • みゅう

    5.0

    茶の間の笑いは これが一番

    いやあ、馬鹿馬鹿しいから面白いのか、面白いから馬鹿馬鹿しいのか、笑っちゃいます。 特急こだまで大阪に向かう車中が傑作です。 小林桂樹の席の隣に美女が座ってるので社長の森繁が「席変われ」と要求、いやがるのを説き伏せて席を代わった途端、美人が立ち上がり入れ替わり飯田蝶子が席に着いてしまう。お婆ちゃんのために席にいただけだったのだ。このお婆ちゃんがまた、勝手に肩口を支えに手をついたり、駅に着くとシュウマイ欲しがったり、何かと話しかけてくるんです。 横浜駅で停車すると色っぽい新珠美千代が乗ってきて今度は小林圭樹の隣に座る。社長の森繁がまた「席変われ」と要求する。 これ食事中だったら危うく噴き出してしまう、危ない、危ない。 大阪の旅館「みなみ」でのシークエンスも傑作。 トイレの前で森繁に美人芸者ひょうたん(新珠美千代)のことをあれこれ聞かれてなかなかトイレに入れない支社長・三木のり平。小便がもれそうになるのを我慢しながらモジモジ・バタバタする姿が可笑しいのなんの。ようやく質問が終わったら僕が先だろ!と言って森繁がトイレに入ってしまうと、トイレ前でしゃがみ込むわ、七転八倒。こんな芸できる役者さん、今いないんじゃないないかなあ?。由利徹ならできたろうけど?。 森繁が部屋からホテル一番の美人のマッサージ嬢を要求、廊下で大阪マーサージのベベという色っぽいマッサージ嬢とすれ違った小林桂樹は、色香の危険が社長に及ぶのを危惧して男のあんまと入れ替えてしまうと、やってきたのが盲目の八波むと志、これが元プロレスラーとかいう設定で、荒っぽいの馬鹿っぽいの。レスリングのようなマッサージを受けてしまい森繁の体はガタガタに…。支払われる紙幣が何円札なのかは、見えるように分かるというのが、また噴き出してしまいそう。 社長さんていうのは、経営学など学び収支計算ばかりが素早い堅物でなく、女好きで、ひょうきんで滑稽な方が、人間味あふれるいい会社ができるような気がしてきますね。 こんな面白い映画、今作れるんでしょうか?。 久慈あさみ、浜美枝、新珠三千代、淡路恵子、女優陣もみな素敵で色っぽいですね。

  • gar********

    5.0

    小林さんの脂の乗った演技を楽しめる一作

    太陽食品の社長・三沢(森繁久彌)は、ライバル会社に押されている大阪支社にハッパをかけるべく出張に向かう。鬼の居ぬ間に浮気を楽しもうとする三沢だが、社長夫人(久慈あさみ)の意向を受けたヒラ社員の桑原(小林桂樹)が随行に付くことになり… 先ごろ亡くなられた小林桂樹さんの当たり役ともいえる「実直だが、融通のきかぬ男」が最も映える、東宝の人気シリーズです。 鑑賞したDVDの解説をしている三木のり一さんが、「最も脂がのっている作品」と評するだけあり、ベタながら楽しい笑いがお楽しみです。こういう古い映画を一切見ない弟や妹や両親まで家族みんなで楽しく見ることができるので、ファミリーで見るのもお薦めです。 今回は、出張ということで旅行の気分と電車や旅館を使った笑いが実に楽しいものです。大阪に行く時の電車の中でのベタなやり取りに、南紀白浜の旅館での薬(何の薬かは見てのお楽しみ)をめぐる取り違いなどなどこのシリーズのファンならずとも、クスクス、ゲラゲラ笑えること請け合いです。 ちなみに一緒に鑑賞した両親は、南紀白浜での森繁・小林・そして三木のり平の宴会芸がお気に入りです。私もあのシーンは、大好きです。缶詰の被り物スタイルの3人が見せる名コメディアンの至芸をとくと楽しめます。 そして、今特に注目して見たのが小林桂樹さんです。残念ながら先日お亡くなりになられましたが、「勤勉実直そして誠実な日本人」が生みだす、笑いが特に冴えていたのがこの作品だと思います。小林さん演じる「大器晩成型」の桑原という役は、森繁社長でさえ顔色なからしめる存在感を特にはなっていました。 おなじみのシリーズだが、小林桂樹さんの脂の乗った演技を楽しめる一作。家族で見てもおもしろいです。

  • mut********

    4.0

    古き良き時代の日本

    森繁さんのご冥福をお祈りします。 映像は戦後復興期の日本。お得意様の接待に温泉、ゴルフ、etc。今では考えられない良き時代の、というか好景気の日本を感じ取れます。 小林桂樹演じる生真面目な青年の姿が、当時の考えられないスピードで復興した日本を牽引した労働者とダブります。なるほど、そのような人たちにつかの間の娯楽として受け入れられた映画であったんだなと。 しかし、何も考えずただ楽しめるこのノホホンさ、今の時代にこそ必要ではないかと思ってしまいました。逆に新鮮に感じたのは自分だけでしょうか。

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