ここから本文です

黄昏 (1951)

CARRIE

監督
ウィリアム・ワイラー
  • みたいムービー 18
  • みたログ 99

3.88 / 評価:34件

アメリカ社会の悲劇

  • bar******** さん
  • 2020年9月9日 8時15分
  • 閲覧数 264
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

黄昏。

『シスター・キャリー』という原作小説があって(岩波文庫)、それを元にしている映画なんですけど、テーマは「アメリカ資本主義の悲劇」だと思います。

ローレンス・オリヴィエ演じる高級レストランの支配人ハーストウッドは、田舎からやって来た娘キャリー(ジェニファー・ジョーンズ)に恋をし、妻がいる身でありながら、レストランの金を盗んで駆け落ちしてしまう。

そのことがきっかけでどんどん落ちぶれていくハーストウッドをよそに、キャリーは運よくチャンスをつかみ、どんどん女優として成功していくというストーリー。

オリヴィエの迫真の演技が見物ですね。ジョーンズの垢抜けない田舎娘の演技もまた良い味を利かせています。

アメリカの厳しい現実が胸に刺さります。ハーストウッドのしたことは許されないのですが、とことん彼には救いがない。冷たく不寛容なアメリカ社会の一面が彼に襲い掛かります。

一方で、運よくチャンスを掴んだキャリーが出世していく様は、見ていて嬉しくもありながら、同時に悲しくもあります。最終的にこの映画はメロドラマとしての体裁を整えた形になりますが、原作はもっとテーマ性に富んだ、余韻の強いラストで終わっています。

筋書きは優れていますが、カメラワークや演出などが定型的なので自分には少々退屈でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ