黄昏
kih********
3.0点
同じタイトルの全く違った作品を見てしまった。 「老境にさしかかった男とその娘の、親子の交流をあたたかく描いた家族愛のドラマ。」という解説を見てこの『黄昏』を再生した。ところが、それは全く違う映画だった。解説の映画は原題が『On Golden Pond』。今日観たのは原題が『Carrie』。それがどちらとも『黄昏』という邦題だからこういう間違いを起こす。元はといえば私の無知によるものだが、せいぜいその程度の映画歴でしかないのだ。 さて、ストーリーがどこまで進んでも一向に「親子の交流」らしきものが出て来ない。終盤に「老境にさしかかった男」が出てきた。この男がガス栓をひねったり戻したりして終わった。何だこりゃ。 『Carrie 黄昏』は、これはこれでキチンとした映画なのだ(ろう)。ああ然し、これは朝から気分の重い日に見た。おまけに、同名の別映画を見てしまった。そしてこの映画のこの結末だ。何だこりゃ。面白いはずがない。 この「老境にさしかかった男」は、これからどうなるのだろう。悪いけど、私は真剣に心配する気になりません(もっとも、当てにもされてないけど)。 この映画、機嫌の悪い時に見るものではありません。原題をしっかり確かめた上で観賞する作品です。はは、釈迦に説法でした。
閲覧数1,254