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進藤の社長シリーズ 次郎長社長と石松社員

bakeneko

5.0

ネタバレベンツの霊柩車は早い!

1961~62年に全部で5作創られた“進藤の社長シリーズ(ニュー東映)”の第一作で婦人下着メーカーの社長:進藤英太郎と熱血新入社員:中村賀津雄、エレベーターガール:佐久間良子を中心とした会社喜劇+軽妙なロマンスで笑わせてくれます。 東宝の社長シリーズに対抗してニュー東映が作った作品群で、森繁とは一味違う人情味を進藤が体現していますし、後の東映の悲劇群で薄倖のヒロインを多演することになる佐久間良子の“溌剌とした暴れっぷり”も気持がよいですよ!(本作では愉しそうにトイレットペーパーを投げつけています♡) 高度成長期のサラリーマンの喜悲劇を活写した明朗喜劇で、西村晃が先輩サラリーマンを熱演していますし、下宿先の葬儀屋の親父:花澤徳栄の霊柩車カーチェイスなどのアクションも見せてくれますし、「歴史は夜つくられる」、「アパートの鍵貸します」といった当時の人気映画を引用した台詞にも注聴ですよ! ねたばれ? 北海道はともかく、名古屋支社ってそんなに左遷かなあ…。

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