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恋をするより得をしろ

bakeneko

5.0

ネタバレ昔は分割せずにゴミに出していたんだなあ~

司馬遼太郎の「下司安の恋」を映画化した庶民喜劇で、前年に同じく屑屋を小沢昭一が好演した源氏鶏太原作の「大出世物語」や、菊田一夫原作の「がめつい奴」の様に強かに生きる庶民の知恵とバイタリティが爽快な笑いを産んでいます。 安田安五郎(通商下司安):小沢昭一はおんぼろ長屋に住む塵芥処理作業員だが、丁稚先で培った骨董の審美眼とゴミ集めと言う役得を生かして、かなりの骨董品を貯め込んでいた。長屋が地上げに遭って住民たちが追い立てを食う中、状況を打開するために安五郎は虎の子の白磁の壺を持って旧友を訪ねるが、バーのマダム(宮城千賀子)に惚れこんで…というお話で、マダムと破局した次に安五郎が懸想する銀行員に清水みちこがフレッシュな魅力を振りまいています♡ 72分とコンパクトに纏まった喜劇で、高度経済成長期のゴミ収集の近代化や骨董ブームも映し出されていますよ! ねたばれ? バーのシーンより―この頃の女性は脇毛の処理をしていないんだ♡

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