ここから本文です

故郷は緑なりき (1961)

監督
村山新治
  • みたいムービー 16
  • みたログ 7

4.00 / 評価:7件

男女交際は校則違反だ!

  • bakeneko さん
  • 2016年4月21日 7時59分
  • 閲覧数 577
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

後に官能小説家になる富島健夫が純愛小説を書いていた頃の自伝的代表作「雪の記憶」を教育映画出身の村山新治が監督した“1950年代高校純愛物語”であります。

若く純粋な恋を描いた作品は「野菊の如き君なりき」など、松竹映画に傑作が多いのですが、同じ様に純愛を描いても東映だとちょっと風合いが違ってくることが分かる作品で、
恋しあう2人の中に暗雲を持ち込むのは、家の格式や旧弊な道徳感ではなくて、彼女に懸想する1学年上の不良番長であります。
で、この番長の“弱い!&女にだらしない!”ところが出色で、ヒロインの前だと妙に下手に態度が豹変しますし、怒った主人公とのタイマン対決ではあっさりやられて逃げていきます。
更に、ヒロインも不良番長に罵られた際に主人公に“あいつをやっつけて!”と要求するなど、繊細で優しい松竹純愛映画のヒロインとは異なるキャラクター設定に瞠目の作品となっていて、同時期に創られた「獣の通る道」で、不良少年&アプレ浮気娘のあっけらかんとした交際をみせた水木襄&佐久間良子のカップルの印象が残っています。
それでも、1960年代に長岡にロケした映像は本格的でー長岡駅ホームや改札口、長岡市のメインストリートである大手通り、信濃川の土手、長岡商業高校の旧校舎と…当時の空気感覚を封入している映画となっていて、豊かな自然の中の純愛の詩情を美しく見せています。

松竹とはちょっと違う東映の純愛路線作品を見せてくれる作品で、当時21歳の佐久間良子さんは綺麗ですよ~


ねたばれ?
原作は、北九州の炭鉱町を舞台にしたお話ですが、映画では北陸を舞台に置き替えています(でも、北九州はあまり雪が積もらないから映画版が正解かなあ~)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 楽しい
  • 悲しい
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • パニック
  • 不気味
  • 勇敢
  • 切ない
  • セクシー
  • かわいい
  • かっこいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ