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反逆児 (1961)

監督
伊藤大輔
  • みたいムービー 6
  • みたログ 55

3.50 / 評価:14件

姑と嫁の争いには どんな勇者も敵わない…

  • bakeneko さん
  • 2019年5月20日 14時15分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

大佛次郎の新作歌舞伎(戯曲)『築山殿始末』を伊藤大輔監督が豪華キャストで映像化したもので、戦国時代の骨肉の争いに巻き込まれてゆく女の情とプライドをドラマチックな演出と「ゴジラ」の伊福部昭の音楽が盛り上げてゆきます。

天正7年(1579年)の「三方ヶ原の戦い」において敗走する徳川軍の中で一人鉄砲隊を駆使して一矢報いた徳川家康の長男・三郎信康(中村錦之介)を観た信長は娘婿でもある若武者に危惧を抱いた。また、信康の居城である岡崎城では今川義元の姪である母・築山御前(杉村春子)と織田信長の娘である妻・徳姫(岩崎加根子)との確執が日ごとに増大してゆき…
というお話で、徳川信康には優秀と粗暴の2説がりますが、本作では信長が危惧するほどの逸材だったことになっています。
築山殿:杉村春子
徳姫:岩崎加根子
花売り娘 しの:桜町弘子
渋河四郎兵衛の孫娘 お初:北沢典子
と適材適所の豪華女優陣の演技合戦に引き込まれる作品で、戦国の女性の執念と怖さを描いて、「乱」(原田美枝子)、「風林火山」(佐久間良子)などの滅ぼされた敵将の姫君の確執も連想させますし、戦国時代の同盟軍内部の軋轢や親族の争いは「冬のライオン」などの英国王朝劇やギリシャ悲劇も彷彿とさせます(そして、本作で佐野周二が“気弱なおっさん”風に演じた 徳川家康は結構真実に近いのではないでしょうか?)。

戦国の争いの諜報&神経戦の面を詳細に描いてゆく心理葛藤劇で、いつの時代でも浮気は高くつくことが判りますよ!

ねたばれ?
1、長男なのにどうして三郎なんだろう?
2、本物の岡崎城は本作ほど広くはありません!(城を訪れた人は皆 こじんまりしていることに驚きます♡)

詳細評価

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