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たたり (1963)

THE HAUNTING

監督
ロバート・ワイズ
  • みたいムービー 8
  • みたログ 50

3.50 / 評価:14件

女性が主人公のホラーには気をつけろ!

  • tengu3711 さん
  • 2009年10月17日 19時56分
  • 閲覧数 454
  • 役立ち度 21
    • 総合評価
    • ★★★★★

恐怖映画で、圧倒的に怖いのは、

男性よりも女性を主人公に置いた場合だ!

「顔のない眼」「アザース」「エスター」「キャリー」「回転」「永遠の子供たち」

そして、この「たたり」と、女性を主人公に置いてる事で

観客の心理の奥底まで、震え上がらせる「細やかさ」が出てくるのである。


その証拠に、少女漫画家が描く「恐怖漫画」は、半端ではない。

大学時代、よく恭子ちゃんは、言ってた。

「女はね、血なんて、ちっとも怖くないのよ。毎月1回は自分の血見てるんだから・・」

「それよりも、もっと怖いものを「女」は持ってるのよ!」

なるほど、日本の怪談も、「リング」も「呪怨」も、全部、女である。

夜道を歩いてて、振り返ったとき。

そこに、ダニー・トレホと渡辺哲がいたとしても、逃げ出す程じゃない。

だが、もしそこに、星野真理と菅野美穂が、白い衣装を着て立っていたら

俺は、泣きながら逃げ出すだろう・・・


小学生のとき、山岸涼子の「ゆうれい談」を読んで眠れなくなった。

その「ゆうれい談」と、同じ単行本に入っていたのが、この「たたり」の原作。

シャーリー・ジャクソンの「山荘奇談」を漫画化したものだった。

この漫画も怖かったが、原作の「山荘奇談」は、その10倍の怖さだった。

独身で、精神も体も病んでいる年増の霊媒師が、

とある特殊な女幽霊にトリツカレル様子を、一人称で語っているスタイル。

小説の後半は、凄まじいまでの「恐怖」だった。



あの原作を読んでから、この映画を観ると、より一層、怖い。

それは、この屋敷が出す「音」や「歪み」の「裏」を理解できるからだ。

「血」なんか一切見せない。強烈な殺人シーンも無い。

在るのは「霊に執り憑かれてゆく」圧倒的な「恐怖」のみである。

男の俺が観ても、充分に薄気味悪いのだから、女性が観れば「トラウマ」ものだ。

人間心理の奥底にある「恐怖」とは、こーゆーものだ。


感受性の強い子供や、女性は、絶対,観てはいけない!

コレは、あのロバート・ワイズが、「本気」で作った「本物の幽霊映画」だ。

「こころ」というより、「神経」に響いてくる映画だ。

観たい時は、体調のいい時に観てね・・・

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
  • 切ない
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