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サラリーマン清水港 (1962)

監督
松林宗恵
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3.29 / 評価:7件

金比羅代参はトラブルの元!

  • bakeneko さん
  • 2015年1月16日 14時02分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

『次郎長三国志』をモチーフにして、清水次郎長一家を酒造会社に見立てて展開する“社長シリーズ”番外編で、マキノ雅弘版「次郎長三国志」で森の石松を演じた森繁久弥と投げ銭お仲を演じた久慈あさみが社長夫婦になっている等の内輪ネタや、「海道一の暴れん坊」等で描かれた“石松の金比羅代参”といった有名な元ネタを上手く現代の企業戦争に翻案したセンスが光る喜劇であります。

「サラリーマン忠臣蔵」同様に、江戸時代の物語を上手く現代に当て嵌める設定とドラマ運びが面白い作品で、登場人物名が全て元ネタの“次郎長三国志”のキャラクターを現代風にアレンジしていますし、敵役の黒駒を「サラリーマン忠臣蔵」で吉良に扮した東野英治郎が憎々しく怪演しています。
社長シリーズの出演者が勢揃いしているほかに、司葉子や中島そのみ等も参加して、本当に金比羅周辺でロケを行った豪華な作品で、本作での石松:小林桂樹と森繁の“新旧石松比較”の共演が愉しめますよ!
「次郎長三国志」についての知識があるとより愉しい作品ですが、社長シリーズの一つとして理屈抜きに笑える喜劇であります。で、2部作である本作は一応の区切りを付けて第2部に続きます。

ねたばれ?
1, 夫人-蝶子:久慈あさみ、バーのマダム-千代子:草笛光子、芸者-〆蝶:新珠三千代…と関係する女性名が全て“蝶”がらみなのは、実際に清水の次郎長が初代の本当のお蝶以降は、3人の後妻達に“お蝶”を襲名させたからであります(なんだか代々飼いネコに“タマ”って名前を付けるみたいですね)。ちなみに実際に2代目お蝶になったのは、“投げ銭お仲”で、これはマキノ版「次郎長三国志」で久慈あさみが演じていますから、本作の夫婦はそのことを踏まえています。
2, 珊瑚海戦はミッドウエイ海戦の1ヶ月前に行われたので、珊瑚海戦で戦死した人がミッドウエイ海戦で負傷することは無理です。

詳細評価

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