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家庭の事情 (1962)

監督
吉村公三郎
  • みたいムービー 4
  • みたログ 20

3.56 / 評価:9件

1960年の50万円は今の約300万円

  • bakeneko さん
  • 2010年10月8日 16時52分
  • 閲覧数 507
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

サラリーマンの哀歓を描いた当時の人気作家:源氏鶏太の原作の大映版の映画化作品で、4人姉妹と父親のそれぞれの婚活が快活でユーモラスに展開する伸びやかな喜劇性と当時の大映の若手男優総出演の豪華さが見物の楽しい娯楽作品であります。

定年(といっても当時は55歳)の退職金を4姉妹+父親に5分割したところから始まる“資金活用&婚活”の5者5様の喜悲劇は、それぞれの人物の立場や性格を上手く反映して様々に交錯する物語に惹き込んでくれます(特に4姉妹の性格の差は多くの女性に当て嵌まるのではないでしょうか)。若尾文子、叶順子、三条魔子、渋沢詩子の4姉妹は魅力的で、他にも父親との絡みで藤間紫と月丘夢路が艶やかさを魅せてくれます。対する男優陣は“カツライス”(勝新太郎と市川雷蔵)以外の大映の若手俳優総出演で、これまた様々な個性と風体を好演して次々と出て来て楽しませてくれます。
そして、サラリーマン&現代社会で生きて行くキツさをしっかりと見せながらも、こんがらかったそれぞれの人物の相関図が終盤にはしっかり捌かれ落ち着いて、とりあえずの大団円の楽しさを味わえる心地よい作品であります。

50年前の物価&経済知識がある方が理解し易い作品ですが、他は(中央線の込み具合まで)現在と殆ど変わっていませんので、豪華出演者による庶民の哀歓を気楽に楽しめる作品であります。


ねたばれ?
1、 月丘夢路さんは良い球投げます
2、 “大映じゃないよ、東宝だよ!”って...。
3、 後年同じ原作から日活が映画化したのが、「四つの恋の物語」(1966)ですがかなりストーリーが変わっていて苦い味わいが濃くなっています。

詳細評価

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