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女の座 (1962)

監督
成瀬巳喜男
  • みたいムービー 6
  • みたログ 27

3.90 / 評価:10件

成瀬作品鑑賞デビューです

  • iz さん
  • 2009年1月31日 9時20分
  • 閲覧数 652
  • 役立ち度 13
    • 総合評価
    • ★★★★★

お気に入りレビュアーさん達の間で時折語られる成瀬巳喜男監督。
先日も、昔の映画に詳しい近所の方と話してたら
成瀬監督の話が出てきて、存在の大きさを知りました。

そこで気になった私はとりあえずスカパーで放映していた「女の座」で
成瀬作品デビューします。



昔の映画ってけっこうセリフが速くて、とんとん拍子に話が進んでしまうんですね~
たぶんセリフの量も半端なく多いと思います。


最初はこのセリフの速さと、家族のあまりの多さに慣れるのに精一杯。
登場人物の関係性を知るのにも一苦労。
子供だけでも2男5女いるっていうのに、その配偶者やら子供やら出てくるし
後から後妻の前夫との子供まで出てきますからね。


でもようやく関係がわかり、誰が誰か人の認識ができてくるころになると
小さな事件が起きてきたりしたのもあって
どんどんおもしろくなってきました。


役者さんたちの豪華さにはまずびっくり。
しかも女優さんたちの美しさと言ったら!
白黒であれだけ栄えるということは超絶美人でしょうね。
今の時代に昔の映画を見ると、
「この大女優さんがこんなに若い~」という
映画そのものとは違う楽しみ方もできますね。



大家族の中で唯一「他人」である長男の嫁(高峰さん)の存在感が
奥ゆかしい役柄ながらも抜群で
彼女の優しさが家族を支えていくという、ほっこりする映画です。


そういえば、映画の中に
「悪い男に引っかかって、子供まで堕ろしてさ」
というセリフがあるんですが、
そんなことを公共の場で言えるほど開けた時代だったんですかね?
1962年ならもうすでにそんな時代なのか。
時代考証もなかなかおもしろいものです^-^


成瀬監督鑑賞デビュー作となりましたが、女性の撮り方が上手ですね~
女性のちょっとした色気ある仕草とかにスポットを当てていて、
女優さんたちの魅力倍増でした。

60年代の映画って増村保造作品しか見たことなかったので
何だか目からうろこです(笑)
この時代は全部過剰演出かと思ってたんでー(んなわけないか)

味わい深い彼の作品、もっと見てみたいです^-^

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