ここから本文です

瞼の母 (1962)

監督
加藤泰
  • みたいムービー 9
  • みたログ 55

3.95 / 評価:19件

ご存知番場の忠太郎

  • kin******** さん
  • 2019年11月28日 10時01分
  • 閲覧数 445
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ご存知、長谷川伸の名作戯曲。
やっぱり忠太郎とおはまの対決場面に尽きる。中村錦之助と木暮実千代。二人の演技合戦が見もの。とくに錦之助がおはまが実の母と知ったとき、興奮で息が荒くなるところなど、泣かせる。そして、おはまが娘と家の身代を思って、忠太郎を拒否するしかなかった心情もよく分かる。
 長谷川伸の劇作の骨格が素晴らしいのだ。忠太郎がヤクザらしからぬ母思いで、母が貧しい境遇にあった場合を考えて百両という大金を懐に蓄えているところ、ここが要になって劇を引き締めている。その金を錦之助が取り出す時、何重にも厳重に取り出すのが良い。
 沢村貞子、山形勲、中村時之介ら脇役も好演。加藤泰の長回しが成立するのは俳優陣の貢献によるところが大きいと思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ