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4.0点
もうタッカーはクラシックカーの部類になっており、51台しか生産されず現存するものはコレクターが涎が出るほど欲しい代物。 そんなタッカーを執念で開発したプレストン・タッカーの伝記。 伝記といってもすでに成人であり、タッカーの開発からいかにして圧力や軋轢を跳ね除けたかだ。 正にアメリカンドリームのような我を押し通した末のタッカーの完成。 ジェフ・ブリッジスの誠実さが役柄にピタリと当てはまっている。 支えるジョーン・アレンやマーティン・ランドーも好演。 ところでこの現実的な物語にコッポラとルーカスが関わっているのは興味深い。 二人が手掛ける題材とは思えないので、作品群の中でも異色な部類に入るだろう。
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