タッカー

TUCKER/TUCKER: THE MAN AND HIS DREAM

111
タッカー
3.8

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(26件)


  • sim

    5.0

    時代に早すぎた天才デザイナー

    今だと、スティーブ・ジョブズに功績により、デザイナーこそが新しい未来の生活のビジョンを幻視し、それが出資され実現されることで、本当に現実の生活そのものを根本から変えてしまう、ということがまさに実感できるんですけど、当時は、経営者として経営の手腕があるとか、技術者として物を作れるとか、実際的な技能がある者は評価できるけど、そうではない「ビジョン」を提示するだけの者にどのような価値があるのか、というのを評価する能力を持った者が、当時のウォール街の重鎮の中には一人もいなかった(実際、車は結局米国は海外から購入するのが普通になってしまいましたし)、ということでしょう。金はあったので、ちゃんと「夢」に理解をして実務のできる経営者がサポートにでもついてくれればよかったろうに……という感じです。  主演のジェフ・ブリッジスは昔から好きな役者さんですが、夢見がちで、人情味あふれ、チャランポランで、ずさんで、デタラメで、とにかくイカれてる、だけど、その熱い夢に絆されて、皆、思わず手を貸してしまう、魅力的な人物像は、まさにはまり役という感じで非常に良かったです。経営面とかあかん感じのダメ人間ぽい所も、とてもらしくて良い。  個人的には、調達人のエイブ・キャラッツ(マーティン・ランド―)が、最初歯牙にもかけなかったのが、タッカーの夢に感染して絆されて、ひたすら献身的に尽くすようになるデレ具合が、すごい愛らしくて好きでした。  気持ちの良い良作でした。

  • can********

    5.0

    ネタバレ祝DVD化!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • qua********

    2.0

    夢見る中年じゃいられない

    自分と同等の意見があるとは思うが、車作りと経営は別問題ですよね。 このタッカーとか言う男、車作りへの情熱とか才能は相当なものだと思うが、ビジネスや経営者に不向きなのは明白だ・・・う〜ん、この男の傲慢なやり方には、一切共鳴できず。 「趣味が高じて仕事になる」は、この男には通用しないと思うけどね。 とんだ勘違い野郎かと。 大口を叩く前に、先ずは経営のノウハウを学べよってね。 アメリカンドリーム???スミマセンが、そんな事には全く無関心の自分には、どうでもいい作品でした。 (自分は捻くれ者だからねえ) つーか、これがノンフィクションであるという事実が驚きだ。

  • pixidono

    1.0

    ゴミ

    ただの冗長なドキュメンタリー

  • shinnshinn

    4.0

    ネタバレ1940年代後半、元気印アメリカの映画。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • cre********

    5.0

    これぞ米国、大好きな映画の一本

    これが米国資本主義、起業家精神なのですね。 新規の自動車メーカーが生産を始めるまでを描いています。 実話なので一層引き込まれます。 車好きの当方にはたまらない作品。 当方レンタル落ちVHS所有しています。 DVDで気軽に観たいと思い探しましたが、 どうもレンタルDVDないみたいですね。 全く信じられない事です。 駄作の下らない新作はDVDレンタルされているというのに これ程の名作がDVDレンタルされてないとは。 キネ旬読者投票5位の作品ですよ。 日本人の新しもの好きにも困ったものです。 鑑賞前(or後)必ずWikiにてタッカー参照してください。 生産された51台について書かれています。 驚きの事実です。

  • cre********

    5.0

    これぞ米国、大好きな映画の一本

    これが米国資本主義、起業家精神なのですね。 新規の自動車メーカーが生産を始めるまでを描いています。 実話なので一層引き込まれます。 車好きの当方にはたまらない作品。 当方レンタル落ちVHS所有しています。 DVDで気軽に観たいと思い探しましたが、 どうもレンタルDVDないみたいですね。 全く信じられない事です。 駄作の下らない新作はDVDレンタルされているというのに これ程の名作がDVDレンタルされてないとは。 キネ旬読者投票5位の作品ですよ。 日本人の新しもの好きにも困ったものです。 鑑賞前(or後)必ずWikiにてタッカー参照してください。 生産された51台について書かれています。 驚きの事実です。

  • sec********

    5.0

    栄光なき天才たちでも描かれていた映画

    プレストン・トーマス・タッカー アメリカの本田宗一郎のような 実在の人物の自動車に賭けた 半生を描いた映画。 アイアンマンで ヒール役のジェフ・ブリッジスが主演だったり、 若かりし頃のクリスチャン・スレイターが 出ていたり、 名脇役のマコ岩松 (パールハーバーでは山本五十六役を演じている) 出ていたり、 キャスティングも面白い。 ジョー・ジャクソンが手掛けるサントラは グレンミラーを彷彿させる音は バラエティ番組など番組内で聴いたこと ある人も多いのではないだろうか? どっぷりJAZZが好きな人はともかく 雰囲気的にJAZZが好きな人は スイングもほどよく、サントラだけでも必聴。 その音楽からきているのか 演出がミュージカル調だけど絶妙である。 現存する タッカー・トーピードを全米から 実車を集めて撮影していたり 何気に ヒューズ H-4 ハーキュリーズが 写っていたりと乗り物好きには 心憎い演出も散りばめられている。 タッカーの苦悩を描いた映画ではあるが 夢を持ち続けることの大切さを 描いた佳作だと思います。

  • 一人旅

    4.0

    恐れない生き方

    フランシス・F・コッポラ監督作。 安全性を追求した“タッカー車”の生みの親、プレストン・タッカーの半生を描く。 個人の夢が巨大な権力を前に脆くも崩れ去っていくこととそれがもたらす危険性を一人の男の姿を通じて訴えている。フォード、GM、クライスラーのビッグスリーが支配する当時の自動車業界に独自の自動車で参入を決意するタッカー(ジェフ・ブリッジス)。だが支配者はそれを許さない。恐ろしいのが、タッカーを陥れ既存の権益を死守するために巨大な権力が間違いなく働き始めているのに、その当事者はほとんど姿を見せないことだ。タッカーの目の見えないところで秘かに鉄鋼取引を妨害したり、産業スパイを送り込む。そのような支配者の汚いやり方とは対照的に、タッカーは全面的に広告戦略を実施し、積極的に国民にタッカー車を売り込んでいく。新参の小物が失敗を恐れず表舞台に打って出ているのに、絶大な権力を有するはずの支配者は影の存在となり、正々堂々勝負に挑む気などないのだ。この関係性は財界だけではなく政界にも当てはまる。下から怒涛の勢いで上がってくる者に対して支配者は極度に恐れを抱いてしまうのだ。

  • www********

    5.0

    心のカンフル剤になります

    またひとつ、映画を通じて知らなかった世界を観る事が出きました。モノ作りへの情熱と意義、そして楽しさが十分に伝わってきました。このような映画って大好きです。 伝記としては、巨大権力が大きな才能と人類の利益を潰してしまった感じなのですが、爽快感のあるエンディングなので何故か納得してしまう感じでした。 50台作り上げられたTUCKERのうち、何台かは今でも走り続けているとの事で‥、なんて素敵な話なんでしょうか。感動した~ しかし、もったいないですね~。人類の大きな財産を奪った罪で、今からでも原告側を逆に訴えてやりたい気持ちです。

  • nag********

    4.0

    パワフル親父奮戦記という感じ。

    自分の夢は何が何でも実現させる!どんなトラブルにもくじけない。強大なフィクサーにも立ち向かう!そんなカッコ良い親父のパワーは従業員を共鳴させ、息子から尊敬され、カネ目当てで近寄る山師のハートをも掴む!もちろん妻からは愛されて。ラストには夢敗れた感があるが、また次の目標を見つける。現代社会に疲れたお父さんに是非オススメのカンフル剤ですね。絵としては当時のファッションもカッコ良いし、軽妙で適度なスピード感があるカメラワークも絶妙!カテゴリとしては人間ドラマでしょうけど小粋な展開で疲れさせません。逸品です。

  • dat********

    4.0

    一人の男 VS ビッグ3

    「類稀な才能」があったが故に巨大企業を敵に回し 潰されてしまった男の実話を元にコッポラ&ルーカスがまじめに作ってます。 実話だけに当時の風当たりの強さや独立独歩で生きていく男の挑戦は見応え充分です。 なんとももったいない話です。 ビッグ3の凋落が囁かれる昨今 尚更この男が成功していたら・・・などと勘繰ってみたりもする。 先進性だけでは成功せず、しかしながら自信に裏づけされた性能・耐久性は本物であった証拠だと思います。 重ね重ねももったいない。。。 余談ですが・・・資料によると 現在では当たり前の装備であるものや通用する技術が取り入れられていたようです。 彼の先見性は やはり只者ではなかったということですね。

  • kou********

    5.0

    昔映画館で観ました

    昔映画館で観ました その後 NHKBSでも放送していました 現在のビッグスリ-が バチが当たったのか倒産寸前まで来ていますね 映画を見た後に当時ザマ-みろという感じでした 当時すでに日本車がどんどん 輸出されていました その後アメリカから輸出規制もありました 現在はアメリカ国民からの日本企業のパッシングもないし  今では歓迎されているようです ビッグスリ-の役員報酬や豪華なランチの食事貴族のような生活一般のアメリカ人からは評価されないのは当たり前  タッカ-の予言が当たったような気がしました もしアメリカがビッグフォ-だったら 日本車はアメリカに入り込めなかったかも知れません タッカ-の択一な発明と努力でむずかしかったかも

  • tak********

    5.0

    今(現在)だからこそ

    今だからこそ見て欲しい,作品, ここ百年の世界危機の原因はアメリカ発という事が理解できる, コッポラ監督作品の中,個人的に一番好きな1本,エゴのぶつかり合い,自尊心,裏切り,アメリカのホワイトカラーは過去も未来も一緒, 逆らう者は一掃する,丁度先週,カンパニーメンを見た後だけに,まるで変わらない,アメリカの格差社会に驚き, この時代はまだ製品制作~,作り過ぎて売れなくなった車と, モノから起こった不景気で,敵も解決策もある程度,わかり進められたが, 現在の不景気は何も無い所から始まった,言わばマネーゲーム,つまりはギャンブルゲーム, オケラになったら,ハイそれまでよ~,

  • exc********

    5.0

    現実の厳しさ

    夢を叶えることの、厳しさと喜びが見事に描かれた作品だと思います。 観たことのない方は、必見の作品。 近代自動車の魁となる車を開発した実話の感動作品です。 主役の逆境に負けない笑顔に魅了されました。

  • fbx********

    3.0

    コッポラ

    コッポラはやはり見て損はない。 良くも悪くも人間が描かれている。 そこが、スピルバーグと違うところ。 彼の失敗作は桁外れだしね。

  • hal********

    5.0

    クルマ好きなんだ!

    DVD化されていないのが不思議な佳作。フランシス・コッポラとジョージ・ルーカスというちょっと意外な組合せの二人が製作した、ある幻の自動車メーカーのお話。 本作の主人公であるプレストン・タッカー氏は実在の人物で、アメリカで軍需工場の経営をしていたが、新時代の自動車を作り出すべく、自動車工場への転身を図り、画期的な自動車”タッカー・トーピード”を設計する。 ところが、アメリカ自動社会の巨人達の謀略によってタッカー氏は詐欺の罪で”できもしない自動車をでっち上げて資金を調達した”ことによって法廷に立つことになる。 タッカー氏はトーピードが本当に量産可能であることを証明するために、期日までに50台生産しなければいけないため、家族や仲間達と必死になって自動車を製造することになる。自分達の可能性を示すために。 余談だけど、劇中に出てくるトーピードは全部本物。この映画の為に集結したらしい。更にはコッポラとルーカスもこのクルマのオーナーらしい。 このタッカー・トーピードというクルマ、実に革新的で今の我々には馴染みの深い技術が満載だ。例えばシートベルトとかディスク・ブレーキとか。 シートベルトは量産車輌に搭載されるようになったのはトーピードの発表から更に9年を待たなければいけなかった。それぐらい画期的なものを、一町工場のおっちゃんが造っちゃったもんだからビッグ・スリーも潰しにかかった、というわけ。 それと、この車輌は徹底的に乗員の安全を考えた造りになっている、というのもミソ。 先に述べた2つの技術もそうだけど、その他にもクラッシャブル・ゾーン(衝突時に潰れることで衝撃を緩和するボディ構造)とか、助手席の乗員保護構造とか。今の自動車技術にも使われている技術を、タッカー氏は60年以上も前に考えてた。 思うに、この映画は決してにっくき巨大勢力に立ち向かう一人の天才技術者を描きたかったわけじゃない、と思う。 結果的にビッグ・スリーに潰されることになっちゃったけど、一人のクルマが大好きなおじさんが、自分の溢れるアイデアを惜しげもなく注ぎ込んだ名車を、家族や仲間達と造り上げた、そんな話だと思う。 私はクルマが大好きだけど、”ああ、きっとクルマが好きな人が造ったんだろうな~”と思うクルマに出会わなくなった。 時代も複雑になって、そんな牧歌的なことを言っていられない世の中なのも分かるけど、やっぱり根底にタッカー氏とか、本田宗一郎氏とか、長谷川龍雄氏(社長じゃないけど)のような自動車好きが居てこそだと思う。 だって、クルマを単なる消耗品として売りまくった末にビッグ・スリーの中の二社も没落しちゃった気がするし。 今、この映画を観るとよく分かる。未来を見据えたクルマって魅力的なんだってこと、クルマ好きだから素敵なクルマができるんだってこと。この点は、日本のメーカーさんもよく観て欲しいな。 最後に、家族や仲間と一生懸命何かを造ることの大切さ。これも今の時代には必要かもね。

  • s1y********

    5.0

    今日のアメリカを予想していた

    当時観た時のことが思い出される。(感動作です) 今のアメリカを予想していた。 ものをつくる事をないがしろにしつつある。(ことを) 製造業や農業などものをつくる仕事をないがしろにしてはいけない。 マネーゲームの結果が今日の世界の状況をつくってしまった。 見方を変えると環境を悪化させたことも事実ではある。(ガソリン依存のために) 日本もアメリカも欧州も自動車業界が経済を牽引してきた。 これからは、環境のことや資源の問題もあるのでより大変な状況が待ち受けている。 それでもトヨタやホンダの頑張りを期待したい。 F1などのレースも大事だと思う。(モータースポーツの発展) 環境や資源の問題を抱える自動車産業の発展がこれからも大事なことは多分間違いない。 ところでDVDは出ないのでしょうか? とっても残念である。(もったいない)

  • per********

    5.0

    この時代のクリエイター達の共通メッセージ

    「政府を信じるな!」 利権と自己都合を押し付ける国家の体制を信じるな! この頃のアメリカ映画のクリエイター達が発信していたメッセージでした。 同時期の快作「グッド・モーニング・ベトナム」でも別の形で描かれています。 この作品も、そんな作品のひとつでした。 メジャーな体制で作られたことが、この作品を押しつぶしコッポラ所有していたスタジオを手放すことになりました。 ま、そんな背景を持った作品ですが、本当に古き良きアメリカのエネルギッシュな事業家達の物語を描いていて、素敵な映画でした。 また見たい映画の一本です。

  • oce********

    4.0

    デザインと安全性

    もうタッカーはクラシックカーの部類になっており、51台しか生産されず現存するものはコレクターが涎が出るほど欲しい代物。 そんなタッカーを執念で開発したプレストン・タッカーの伝記。 伝記といってもすでに成人であり、タッカーの開発からいかにして圧力や軋轢を跳ね除けたかだ。 正にアメリカンドリームのような我を押し通した末のタッカーの完成。 ジェフ・ブリッジスの誠実さが役柄にピタリと当てはまっている。 支えるジョーン・アレンやマーティン・ランドーも好演。 ところでこの現実的な物語にコッポラとルーカスが関わっているのは興味深い。 二人が手掛ける題材とは思えないので、作品群の中でも異色な部類に入るだろう。

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