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誇り高き挑戦 (1962)

監督
深作欣二
  • みたいムービー 3
  • みたログ 16

3.40 / 評価:5件

カメラ構図凝り過ぎ!

  • bakeneko さん
  • 2015年7月27日 7時50分
  • 閲覧数 467
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

朝鮮戦争を期に“軍需産業”が再興した日本で、占領下でのGHQの悪行を告発できなかった罪悪感から正義漢を貫く三流ジャーナリストVSアメリカ軍&アジア勢力と結託して儲けようとする帝國軍諜報部上がりの男との対決を軸にして、戦後繁栄日本の裏面を見せる“社会派サスペンス”であります。

本作は鶴田浩二のワンマンヒーロー映画ですが、主人公の格好良すぎる活躍&信念よりも、悪ボス:丹波哲郎の論理に納得する作品となっていて、
「第三の男」のハリー・ライムの様に、悪に染まったドライな潔さ&本音を魅せてくれます。

軍需景気で儲ける悪ボスへの主人公のー“お前の魂は腐っている(怒)”の糾弾に対して、
悪ボス:“戦後の日本人には魂などない!従って無い物は腐ることもない”
また、戦後の日本の状況を指して、
“儲かるのならばアメリカの植民地も悪くない”
―などと言う華燭無い台詞は現在の邦画ではまず聞くことの出来ない言葉ですし、
機関銃を製作&輸出する民間企業やそれをバックアップする駐留アメリカ軍に、現在の日本&政府がおおっぴらに戦争が出来る様になりたかった“懐事情=戦争は儲かる”ことも分かります(自衛隊や軍事予算が武器搬入の“おいしい財布”であることも!)。

朝鮮戦争による軍需景気で立ち直ってから、“アメリカの走狗となって戦争で儲けたくてしょうがなかった元戦犯”を活写して、当時&現在の日本人官僚をリアリティたっぷりに活写している娯楽サスペンスで、本作の背景となった課題は現在日本でより悪い方向に発展していることも思い当たります。

ねたばれ?
あんなにあからさまに様子を探らせていたら…(で、中原ひとみは治ったの?)

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