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雲の上団五郎一座 (1962)

監督
青柳信雄
  • みたいムービー 3
  • みたログ 44

3.78 / 評価:9件

元ネタ知ってる?

  • bakeneko さん
  • 2010年7月15日 17時57分
  • 閲覧数 757
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

“戦後昭和の天才芸人大集合”の伝説的人気舞台から始まって、映画&TVでシリーズ化された“雲の上団五郎一座”作品群は、“60代以上の人で知らぬ者の無い”&現在に於いても多くのコントに脈々とその影響が受け継がれている奇跡の大傑作喜劇集で、本作はその記念すべき映画化第一作であります。

基本がシリアスな劇や小説を、“パロデイとして破壊する”笑いのパターンは古今東西にありますが、大衆劇や小説に関する知識が広く共通していた昭和期において、新国劇(“国定忠次”、“瞼の母”…)、歌舞伎(“勧進帳”や“義経千本桜”…)、浪曲(次郎長三国志…)等を元ネタにして、天才的なアドリブで破壊して魅せたのが、この“雲の上団五郎一座”シリーズで、往年のドリフやクレイジーキャッツ、現在の志村けんのギャグのオリジナルと言えます。
そして、当時綺羅星の如くいた鍛え抜かれた天才喜劇役者達の反射神経の素晴らしさによって、現在では見る事の出来ない奇跡のコントの目白押しとなっています。

一応、落ちぶれたどさ回り劇団の奮闘→奇天烈舞台の“瓢箪から駒”的大受けーのパターンの物語で、脚本も菊田一夫が書いていますが、本作の見所はなんと言っても劇中舞台で演じられる“とんでもない展開”の至芸であります。
フランキー堺、榎本健一、三木のり平、由利徹、八波むと志….(きりがない!)らによる、“勧進帳”、“娘道成寺”、“母恋笠”、“カルメン”…のパロデイは国宝級の出来で、“映画おわらないでよ~もっと見ていたいよう~”と切望させる作品であります。
映画の続編、TVシリーズと多くのシリーズ作のある本シリーズは、是非ソフト化して欲しい作品群でありますが、“現代の若者の多くが元ネタを知らない”という指摘が残念ながらあるのですね~(本作で笑う事が出来ないとは!果たして今の若者は幸せなのだろうか?)。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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