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座頭市物語 (1962)

監督
三隅研次
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4.23 / 評価:120件

今の邦画に、このレベルの30歳がいるか??

当時の勝新太郎、30歳ですよ?!到底信じられぬ貫禄と、ド肝抜かれる演技力!

昨今カメレオン俳優なぞ呼ばれる同年代の男優たちが一団となっても、この勝新を前にすれば歯が立たないでしょう。

この座頭市を演じるために、勝新はこの世に生を受けたと言っても過言じゃないです!ほんとに!

あの盲目による居合斬りの演技が天才過ぎる・・!相手を狙って刀を振るんじゃなく、漂う空気を肌で感じて刀を振る演技って、超難しいと思うんですが、勝新はそれを見事にやってのけています!

そして彼と共演する、相手役の天知茂の哀愁漂う美貌ぶりや、ヒロインの万里昌代のたくましさ備えた色っぽさも、凄まじいほど魅力的。

脚本や演出も秀逸!座頭市の腕前をすぐさま披露させないじらせ感も巧いし、より観る側の期待を高めたところで、息を呑む早業ですからね!ラストの座頭市vs平手造酒との勝負も痺れるし、その後の市の言うこと為すこと全てがブレず一貫していて、お胤どころか観てる側も彼の虜になっちゃいます!

かつての大映はここまでパワーがあったんですね!改めてこの時代の邦画全盛ぶりには頭が上がりません!


※余談ですが、本作の市と『用心棒』(1961)の三十郎を比べたら色々面白い発見があります。例えば報酬金。市は前金たった3両なのに対し、三十郎は10倍の30両。三十郎のぼったくりぶりがよく分かります(笑)

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