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中山七里 (1962)

監督
池広一夫
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3.33 / 評価:3件

なかなか 粋 だねぇ。

  • 百兵映 さん
  • 2015年2月27日 18時02分
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    • 総合評価
    • ★★★★★

こういうのを「粋(=いき)」というのかな。最近ではほとんど聞かれない言葉だ。粋な計らい、粋な男、粋な言葉、粋な着こなし、粋な人生、などと、子どもの頃は良く聞いた言葉だ。どうも、この男のようなのをいうのかな、と思った(見当外れかもしれない)。反対語が「野暮」というらしい。

うちの奥さんの話では、子どもの頃こういう映画を3本立てで見ていたという。爺ちゃんが連れて行ったそうだ。テレビもゲームもない時代、何の娯楽もない時代、一杯機嫌の爺さんが孫娘を連れて映画館(といっても、芝居小屋だろ)に行く、ってのもちょっと粋だったのかも知れない。

うちの奥さんの話では、「この人が中村珠緒よ」という。子どもの頃の映画で、この女優さんが生で記憶にあるらしい。この頃映画には縁がなかった私には、今のバラエティー番組に出て来る小母さんしか知らないから、この可憐な娘さんには驚きだ。

後の高度成長時代を背負うことになる全国の若者たちがこういう映画の3本立てによって「粋」の文化を共有して人生規範にしていたのかな、と想像する。それが、高度成長が本物になってくると、「粋」が消える。「カッコいい」に代わる。私の高校時代だったろう。

“飲む・打つ・買う”を自称するのだから優等生とはいえない男の粋が、豊かで小奇麗な優等生に代わってカッコよさが人生の指針になった、ということか。私にはそれが野暮ったくみえる(相当野暮ったく育った)。

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