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秋津温泉

ピッコロ

4.0

ネタバレ女優魂!!!

主演の岡田茉莉子が自身の「映画出演100本記念」として自ら企画し、衣装も担当したこの作品。 体は病んでいたが、ピュアな精神を持っていた周作という青年が安定した生活を得ると同時に社会に迎合していく姿と「秋津」という閉ざされた空間に生き、高潔なままの精神を持ち続ける新子という女性の姿が対照的。 当時、岡田茉莉子は28歳なんだけど、驚くよ。17歳から34歳までを演じるんだけど、その通りなのよ。17 歳を演じてる時は、溌剌としてはちきれんばかりの初々しい笑顔や振る舞いを見せるんだけど、34歳を演じる時の、あばずれ感というかやさぐれ感には「本物の女優」を見るよ。34歳にしか見えないもん。 それと、衣装も担当しているだけあって、美しいのよ、着物姿が。序盤で周作と枯れ野を散歩するシーンがあるんだけど、黒の着物に赤いマフラー?ストール?なんて超イカシテル!のですよ。 あとはね、何年かぶりに秋津に周作がやってきたことを、雪の中で新子が伝えられるシーンがあるのね。草履で雪の中を駆け出すんだけど、それがもどかしく、草履を脱いで!足袋のまま駆け出すの!ステキだよねえ!美しいよ!なにがって?数年に一度しか会えないダメ男なのにだよ、そこまで嬉しい!って思う気持ちが! しかし、岡田茉莉子は美しいね。惚れたもんw 古い日本映画なんてなあ・・・つまんなそ~とか思っている輩!フランス映画だと思って観てみ!だまされたと思って!いいんだから!ステキなんだから!! とにかく観なきゃダメ!!!!!つうか、明日、いや今日借りに行け!!!!!

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