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青葉城の鬼

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4.0

伊達騒動の顛末

伊達騒動の顛末を家老・原田甲斐メインで描いた山本周五郎原作「樅の木は残った」の映画化。これを、実はこの騒動が、老中・酒井雅楽頭の外様大名取り潰しの策謀であるとし、伊達家存続に尽力しながら、一人で罪を背負って死んだ男として、原田甲斐を解釈している。長谷川一夫が、善悪の境界線上で苦悩する甲斐を熱演。 伊達六十二万石存続のためにひたすら独りで耐えて堪えて、逆臣の汚名を着てまで身体を張って藩を守った甲斐の生きざまは原作でもひたすらかっこいいのだが、演ずるは長谷川一夫御大だけあって、いろいろ辛い立場に立たされても、たとえ山で野性児のように暴れていても、めいっぱい二枚目路線で迫ってくれていた。 、『青葉城の鬼』でデヴューした高田浩吉の愛娘高田美和

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