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早乙女家の娘たち (1962)

監督
久松静児
  • みたいムービー 1
  • みたログ 8

3.40 / 評価:5件

早乙女は“そうとめ”と読みます♡

  • bakeneko さん
  • 2011年9月7日 12時52分
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

壷井栄原作“どこかでなにかが”の久松静児による映画化で、両親亡き後の家庭を維持していく姉妹&末っ子の弟を暖かい目で見つめる“庶民ドラマ”の快作であります。

“あれ?いつもの家だ♡”と、壷井&久松作品「月下の傘」、「雑居家族」ファンには嬉しい“昭和の家”のセットと再会できる作品で、前2作同様の“ユーモアと情愛に満ちたドラマ”を堪能出来ます。本作の特徴は、既に保護者である両親が居なくなった家庭を明るく保とうとする姉弟の奮闘を、周りの人々とのふれ合いの中で活写していることで、数々の厳しい現実の問題を見せながらも快活なドラマ展開は、若く健気な姉弟達の純粋さと優しさを開花させて気持ちの良いものが有ります。
人間洞察の鋭さとキャラクターの絡ませ方は相変わらず名人芸の境地で、
嫁に行った長女=津島恵子の自己中傾向(その子供の一人は「わんぱく天使」の○ブ息子、夫は小泉博)、
おとなしい次女=香川京子の消極性(あの”編み物機”はうちにもあったなあ)、
現実的な三女=白川由美のドライさの中にある情(その恋人のちょっと頼りない=佐原健二&同僚のキャピキャピ娘=横山道代もよく描けています)
おてんばな四女=田村奈巳の男勝り
反抗期の弟=大沢健三郎の思春期の苛立ち
の絶妙なアンサンブルに加えて、松村達雄、小林圭樹、沢村いき雄、児玉清、どんぐり三太を生き生きと動かしています。
そして、様々な葛藤や問題も人間の善意と努力でしっかり解決する明るいドラマは観ていてとても明朗で暖かい気持ちにさせてくれるのであります。
ホームドラマ&庶民喜劇ファンにお勧めの、昭和30年代の中盤の庶民群像を瑞々しく捉えた“明朗ドラマ”であります。




ねたばれ?
登場する姉弟の名前は、上から初子、松子、梅子、竹子、鶴亀であります(何故、松の次が梅なの?)

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