涙を、獅子のたて髪に
2.2

/ 5

0%
0%
60%
0%
40%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(3件)

悲しい16.7%かっこいい16.7%セクシー16.7%絶望的16.7%かわいい16.7%

  • fic********

    1.0

    救いのない、悪しき時代

    台詞も芝居も、大げさに舞台染みていて、藤木孝のファンのためのアイドル映画。 内容も格差がまだ大きかった頃の、古き悪しき時代の、正直者がバカをみる社会の つらい話し。 最後に救いでもあれば良かったが、最後まで救いがない話しで、 強いて言えば、加賀まり子と早川保が救いだったかも。 期待して見たけど、つまらなかった。

  • hi6********

    3.0

    篠田監督の新人女優発掘の実力

    篠田正浩=寺山修司コンビの第四作目で最終作。 相変わらずにお仕着せっぽい企画でベースの話は面白くないのですが、 今回は、篠田らしい切れのある演出と寺山らしさは出ている。 先ずは、寺山脚本の良さは登場人物のそれぞれの性格付けが、 それぞれに癖のあり印象に残る。 主人公も単細胞であるが弱さ、淋しさを併せ持つナイーブなあらくれものであるし、 社長夫人(岸田今日子)で裕福な暮らしをしながら、不能の夫(山村聡)をもち 性的な欲求不満で男漁りを続ける夫人、傷痍軍人で荒れた心のままにあくどい生活を し、ボスの妻と互いに蔑みながらで性関係とか、含みのある人間関係が交錯する。 また、主人公のぎらぎらな若さと、デビュー作である加賀まり子(篠田監督は、 岩下志麻のデビュー作を担当して、加賀のデビュー作で魅力的に描いていて、女優発掘の 上手さがある監督ですね)が魅力的に描けている。 港湾労働者のむき出しの逞しさもシャープに描けている。 只、冒頭に述べた通りで、ベースの話が面白くないのが、致命傷である。 折角の面白い癖のある登場人物が生かせないままで終わるのが残念である。 前にも述べましたが、篠田監督はポリティカルな部分とか、左翼運動(港湾労働者など)に あまり興味がないのか、描くのが上手くなく。 この映画もあくまでも背景にして描いている。 視点は、過酷な労働条件を描く左翼運動映画ではなく、エリア・カザンの「波止場」で ある点が篠田監督の監督として目指すものであろう。(成功はしていないが)

  • まるたん

    3.0

    ヨコハマを舞台に加賀まりこデビュー!

    1962年篠田正浩監督作品。 横浜の山下公園の港湾労働者の労務紛争を背景にしつつ、社会派ドラマの枠を超えて、スタイリッシュな映像を絶妙なキャスティングを軸にまとめあげた佳作。 請負師に雇われたチンピラの主人公役に、当時の人気ロカビリー歌手藤木考を起用。 ヒロインは、コケティッシュ魅力が鮮烈な印象を与える加賀まりこ。加賀まりこは本作がデビュー作。 加賀まりこの素晴らしさは特筆ものでもある。 ロカビリー歌謡映画のつくりも散りばめつつも、社会派ドラマとしてのまとめ方もソリッドで好感がもてるうえ、映画の背景に、60年代の横浜の風景も効果的に取り扱われているのも嬉しい。 ドリー撮影の山下公園のストリート、象の鼻突堤には灯台ジャック、マリンタワーや山手の洋館、そしてクリフサイド。皆、古き良きヨコハマの風景である。 脚本には、寺山修司の名前があるが、孤児の破滅の筋立てや、怪しい妖女 岸田今日子の役どころ、不具者や貧困の現状の一方でスポーツカーや客船の模型が主要なところで、隠喩のように表れる仕掛けなどは、寺山節といったところか。 東京国立近代美術館フィルムセンター、特集「映画監督 篠田正浩」にて。 いつも貴重な作品観せてもらってます。 こういうハコモノ行政なら大歓迎!

スタッフ・キャスト

人名を選択するとYahoo!検索に移動します。


基本情報


タイトル
涙を、獅子のたて髪に

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル