ある街角の物語
4.4

/ 7

57%
29%
14%
0%
0%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(2件)

泣ける16.7%コミカル16.7%ロマンチック16.7%切ない16.7%恐怖8.3%

  • pin********

    5.0

    必見!手塚アニメ最高傑作!

    虫プロダクションの作品の中では『哀しみのベラドンナ』と並んで一番完成度も高く、訴える力を持った作品ではないでしょうか。 レーザーディスクの時代から何度も見ていますが、見飽きることがありません。 叙情性、社会性、ユーモアがこれほど見事に解け合った作品はないのではないでしょうか。 平和を象徴する街角のポスターたちに、ナンセンスなギャグを、これでもかと言うほどぶち込んで、なお全体の格調を壊していないところはさすがです。 手塚アニメではリミテッドアニメとフルアニメの対比という手法がよく使われています。 後年の『森の伝説』では、フルアニメを平和や自然の象徴として描き、リミテッドアニメをそれを破壊する物の象徴として描いていますが、この作品では逆に平和の象徴であるポスターたちがリミテッドアニメで描かれ、突然やってくるフルアニメの軍靴が不気味に感じられます。 次々と貼られる独裁者のポスター、そのポスターの行進のシーンは圧巻です。 また、燃え尽きる恋人たちのポスターは悲しくも美しく、アニメ史上に残るものと言ってもいいのではないでしょうか。 そしてマルチプレーンをフルに活用した焼け跡のシーン。 CGなんか使わなくても、こんなにも華麗で迫力のあるアニメーションが作れるのだということです。 40年以上前、もうすぐ50年も前の作品であるにもかかわらず、全く色あせないことに驚きを禁じ得ません。 なお、平和な町が軍靴に踏みにじられるというモチーフはこの後、手塚アニメの中で、何度も何度も繰り返し描かれています。 いささか形式的な描き方ではありますが、それだけ、戦争という物に対する手塚治虫の拒否反応が強かったのではないでしょうか。 セリフは一切なし、音楽だけでもセルアニメーションですから、音楽もいいですよ。

  • pon********

    5.0

    熱い思い

    この作品を観たのは今から30年ほど前、20歳のころ 何かの映画祭(名前は忘れた)だった。 観ながら…泣きました。 もちろん作品が素晴らしいこと(細かい内容はfeicyu00さんが述べておられますので、 そちらをお読みください、素晴らしいレビューです)もそうなのだけれど、 画面を観ていると、「良いアニメを作りたい」というような 熱い思いが伝わってきたような気がした。 スタッフのその思いが、何日も徹夜して、セル画を描いている様子が ふと映像とオーバーラップして、脳天をガツンとやられたような気がした。 ただ、良いアニメを作りたい。 それだけの思い。 もちろん作品にはそんなメイキング映像なんかなく 全部その当時の自分の想像だけれど、そう感じさせる力が 作品自体にあったのは事実だ。 30年経った今でもその時の感動は涙を誘う。 純粋な気持ちは何よりも強い、そして重い。 僕が観たのは30年前だけれど、それよりも16年も前、 今から46年も前に作られている作品だけれど、 純粋な思いは今も昔も変わらない。

スタッフ・キャスト

人名を選択するとYahoo!検索に移動します。


基本情報


タイトル
ある街角の物語

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル