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危(やば)いことなら銭になる

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3.0

おい、小栗、ルパンやらんでいいぞ。

これも観たことなかった。だけど存在は知ってましてね。「コルトは俺のパスポート」もこちらも主役は宍戸錠。「コルト…」では思いっきりのハードボイルド、方やこちらの「…銭になる」はコメディタッチ。 でも、どちらの宍戸も銃を忍ばせた裏稼業。これをどう演じているのか興味あったんで同時に借りて観た。あはは、おもしろかった。他のレビュアーさんも書いてるけど、これまさに「ルパン三世」じゃん。おい小栗、やらんでいいぞ。 造幣局のトラックが襲われ、紙幣用の原紙が大量に盗まれた。そして今度は、偽札作りの名人の老人が台湾帰りにさらわれた。うーむ、時代だねぇ。偽造される紙幣は1万円札じゃなくて千円札なのね。伊藤博文じゃなくて聖徳太子。この時代もおっさん生まれてねーわ。 で、宍戸錠とその仲間は、偽札作りの名人を横取りして、犯人たちから分け前を揺すろうとする。まあどっちもどっちの犯罪者だ。で、宍戸錠は、拳銃も早く性格。腕っぷしもたつ。だけどガラスをひっかく音に弱いという漫画チックなキャラクター。 途中で仲間になるOLが若き日の浅丘ルリ子姉さん。パンチラを見せてくれるが…昔のでっかいパンツって色気のいの字もないなぁ。計算高い長門裕之は…今なら小型のコンピュータぐらいもってるところだろうが、これも時代だ。持ってるのは計算尺だ。そもそも計算尺って知ってる? 名人の老人夫婦がおかしい。ズビズバァの左卜全とばあさんの武智豊子。この2人、ジジババのイメージしかないが、若いころからジジババだったのかね?爺のくせに「色気のないところでは仕事はせん!」とさらわれてきた癖に女を要求する。婆は婆でそんな爺を許さない。本物の拳銃を西部劇よろしくくるくると回し悪役どもを威嚇する。 贋金つくりの名人はひょうひょうとしたもので、偽札なんて割の合わんことはない。手間暇かかるわりにもうけなんで少しなもんだと鼻で笑う。ところがさらってきた組織のトップはこれまたにやりと笑う。どうも台湾に偽札をドルで買ってくれる組織がいるようだ。 で、どたばたの末、爺さんを誘拐したりし返したり、できた偽札を盗んだり盗み返したり。コメディ仕立てなんだが結構人はえぐく死んでいくんだな。軽口とハードなアクションとお色気。ね、ルパンでしょ? オチは言わんでおくが、名人が台湾帰りってのと偽札のバイヤーが台湾人ってのがミソね。あばれちゃったw? ハードボイルドもコメディもできるのね、宍戸錠。どっちも魅力的なキャラでした。あと娘時代の浅丘ルリ子。パンツは色気なかったけど、確かに可愛いかったですw。こっちも楽しめました。ハードボイルドより笑いがあった方が好きかな?だから僅差でこっちの勝ちw。

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