新選組始末記
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(5件)


  • ali********

    3.0

    日本刀による戦いは、誠に残酷です

    「時代劇」と言えば、殺陣、つまり侍が刀で切り合う場面が繰り返されますが、血を流すところを描くと、なかなか厳しい映像になります。普通は、すぐに死なず、意識を失うまで苦しむからです。血を見せる撮影では、切られた俳優も痛みをしっかり表現するようです。これをまともに見れる人は、肝が据わっているのでしょう。 でもそれが当然という時代があった。武士たちはどんな気持ちで、暮らしていたのでしょうか。もちろん、その厳しい時代を生き抜くための倫理や価値観(忠誠、犠牲、訓練、覚悟、仲間意識?)が発達し、時代劇でも語られるわけです。商人や農民の方が、虐げられても、まだましだったのか。 近代になり、日中戦争や第2次大戦でも、日本軍では日本刀を持つことがふつうでした。戦後になっても、裏の社会ではなお・・・ 近代欧米のように銃で戦う社会では、即死や、血を見せない映画が可能ですが、もちろん残酷であり、死ぬか、あるいは苦しむかすることに変わりありません。それ以外の平和的な紛争解決システムが整った現代社会は(そのシステムが、独裁等で崩壊しない限り)、何とありがたいことなのでしょう。

  • いやよセブン

    3.0

    子母沢寛の新撰組

    主人公の山崎という剣士を市川雷蔵、近藤勇を若山富三郎、土方歳三を天地茂という布陣。 主人公に思いを寄せる女医に藤村志保を配し、色を添えている。 前半は芹沢鴨暗殺というクーデター、後半は池田屋騒動。 テンポよく面白く見ることが出来るものの、主人公のキャラがいま一つ、つかみきれなかった。

  • spl********

    4.0

    武士の生きる道

    最近の時代劇はつまらない、軽い。ということで、古い映画に嵌り中。 よかった。主演は市川雷蔵。当時31歳くらい。端正で上品。昭和の二枚目ですね。 共演は天地茂、若山富三郎。重みや凄みは今の俳優の比ではありません。 恋人に、新選組は人殺しの集団、となじられながらも彼らに惹かれ入隊を決意する青年。 物語は池田屋騒動でクライマックスに。 いいなあ。昔の映画は違うね。 じっくりと鑑賞するには、よい作品でした。大きなスクリーンで見たいです。

  • voa********

    4.0

    端正な新選組

    いろいろな新選組映画・ドラマの中で、かなり好きな一本です。 なんといっても主人公山崎が、雷蔵さま。 31,2歳でしょうか、美しさの絶頂期ですね、最晩年のころの凄みとはまた別の魅力です。 主役に準じて、作品全体が新選組ものにしては、お品が感じられるのですが(笑)。 近藤勇(若山富三郎)、土方歳三(天知茂)、けっこう私がもつイメージに近いです。他の隊士は……モグモグ。

  • ser********

    4.0

    新撰組の旗はゆく!

    新撰組が好きな私にとって、ナンバーワンの新撰組映画といえば、やはりこれしか思い浮かばなくて(笑)。とはいえ、この作品は視点が王道の近藤・土方側からではなく彼らの密偵となった山崎という隊士側から描いているので若干上層部批判めいたところが異色ではあるんだけど。TV【新撰組血風録】に最近ハマっていたのでフト思い出して書き込んでみました(笑)。それにしてもこれが昭和30年代の日本映画のレベルだからすごいよね。

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