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みんなわが子 (1963)

監督
家城巳代治
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3.00 / 評価:2件

忘れ去られたか学童疎開。こういう先生。

  • 百兵映 さん
  • 2018年1月12日 21時52分
  • 閲覧数 294
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

このサイトに、ひとつのレビューも投稿されていない。つまり、殆んど関心を持たれていないということか。

都会から離れ、親と別れ、寂しい田舎での集団生活を強いられる。そこは学校でもあり寄宿舎でもある。引率者は先生でもあり寮母でもある。勉強を教えるというより、心身の健康管理の方が主務である。タイトルの通り『みんなわが子』の母である(洋画『私を離さないで』の guardian に当たる)。

西野先生が、子どもたちと買い出しに出かける。ところが都会からの疎開人には売ってくれない。売り惜しむ。西野先生は意を決して盗みを働く。相応のお金を置いて、逃げる。この時代のこういう状態なのだから、今見れば犯罪ということでもないし、かわいいお茶目な先生と子どもたちに応援したくもなる。

帰り道、この小集団が買い物(戦利品?盗品)を賞味する。先生もそのイモを食べながら言う。 ―― 「泥棒…… 盗み食い…… 先生も、もう誰も怒れなくなっちゃった。」

そういうことだ。先生が生徒に泥棒を指揮したのだ。正しいことを教えるはずの先生が、全く反対の悪いことをやってみせた。やらせた。こういうことはあっていいのか。

自信満々のはつらつとした先生たちよりも(勿論彼らを悪く言う気はさらさらないけど)、西野先生のような、“もう誰も怒れなくなっちゃった”というような、何かを引きずっている先生には、共感してしまう。

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