影を斬る
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影を斬る
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(1件)
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4.0点
1963年。池広一夫監督。ぐうたらで女たらしの仙台藩の侍(市川雷蔵)が、金のために上司の妻と結婚するが、武術が得意な妻は結婚式の夜に男に試合を申し込む。負けたら修行に行けという試合に男は負けて修行に行くが、、、という話。仙台藩の藩主が将軍家からもらった嫁に頭が上がらないという設定もあり、女性優位の夫婦での夫のふるまいがテーマであり、男の立ち直りで終わっている。 しかし、本当にそれがテーマなのか不安になるほどむちゃくちゃな展開。女たらしは噂であるとされたり真実だったり、濁点の有無をめぐるダジャレが飛び交ったり。市川雷蔵が出演してさえいればよいという割り切りさえ感じられます。だから物語のテーマとは別に、市川雷蔵×女たちというのが映画の展開の軸になっている。みんなでぐるになって男を芸者(実は妻)に誘惑させようとするなど意味不明ですが、市川雷蔵×女という筋では一致している。 引き伸ばされた結婚の間に様々なことがおこり、本当に結ばれる、という典型的なラブストーリー。
スタッフ・キャスト
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