下町の太陽
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作品情報上映スケジュールレビュー

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予告編・動画

作品レビュー(7件)

楽しい15.0%切ない15.0%悲しい10.0%知的10.0%かっこいい5.0%

  • たーちゃん

    3.0

    ネタバレ下町は煙だらけ。うちの中は昼でも暗い。でも太陽はその上で照ってるわ。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • bakeneko

    5.0

    ネタバレ勤め先は資生堂の石鹸工場!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kih********

    4.0

    町子さんご本人が 『下町の太陽』 になる

     若い男女が喫茶店でジャズを聴く場面からこのドラマが始まる。  「やっぱりすごいなあ    こんなの聞くと他のは聞けないね」  「値段が値段よ ほら8万円だって」  「違うよ 80万円だよ 0が5つだよ   だけど 置く所もないもんな 僕の部屋じゃ」  殆んど同じ世代の身であって、音楽趣味と工作趣味でアンプを組み立てて遊んでいた頃を思い出す。田舎から東京に出て、安月給では80万円のステレオの音を聞きに行くこともなく、秋葉原電気街で真空管などのパーツを買い集めるのが唯一の楽しみだった。給料は2万円弱。  それにしても、80万もするステレオがあったのか。夢のまた夢。今の月給40万円の人でも、2か月分の給料を払わないといけない。おそらく、この装置はマニアの間ではプレミアムがついて、とても80万円では手に入るまい。面白いのは、この男性のひとこと、―― 「だけど(もし購入できたとしても)、置く所もないもんな」と。  そうだった。自分の場合にも、そこそこ出来のいいアンプができても、その性能を発揮するための空間(つまり広い部屋)がなかった。下宿は1畳の押入れと3畳だけの一間だった。  友だちの中に何人もオーディオマニアが居るので、当時のオーディオ事情を肴にいくらでも酒が飲める。だが、この映画はステレオがテーマではない。ステレオも置くことが出来ない住宅事情と、エリート社員になって公団住宅に入るのが夢であった時代の世相を表す事例に使われただけだ。  本題は、高度成長時代に向かう時の下町の人間ドラマ。山田監督の一連の「社会」批判がソフトに描かれている。やがて“民子三部作”などに発展していく、そのプロローグといったところ。  せっかくの80万ステレオのジャズだが、100円のレンタルDVDを、2万円弱の16型テレビで再生させて観た(いや、聴いた)。音質などは期待すべくもない。ただ、あの頃を振り返り、東京から逃げ戻ってからの50年を静かにふり返るのみ。  ここでの町子さんは本社勤めのエリート社員とは離れ、後の苦労人・民子さんとなり、寅さんの団子屋になり、文字通り『下町の太陽』となる。あれから50年、彼女、今、お孫さんとでもいい音質でジャズを聴いているかな。

  • ytp********

    4.0

    下町と競争社会

     戦前の日本社会はまだまだ農村社会であったが、戦争が終わり、都会を中心に国家の肝煎りで産業振興を図り、この映画が制作された1963年頃には農村から出てきた人たちが都会の下町に多く住み着くようになっていた。しかも、その翌年にはその東京で日本初のオリンピックが開催されることになっており、東京の光景も姿を一変するような頃である。地価の安い下町には製造業の工場が多く建ち、その本社は東京の中心街にオフィスを構えるという状況が生み出されていた訳である。競争社会もすでに形成され、下町に住む人間は競争社会を勝ち抜き、東京の中心街のオフィスを目指して、安定した生活を夢見ていたのだ。  倍賞千恵子演ずる寺島町子はそういう下町の化粧品工場で女工として働き、父親(藤原鎌足)の収入を補いながら、弟二人の面倒をよくみていた。上の弟は大学受験を控えるまでになっていたが、下の弟は中学に入ったものの、勉強に身が入らず、学校の授業が終わっても、まっすぐ帰ってこないのを心配する毎日だった。そんな町子にも職場でおつきあいする毛利道男(早川保)という男性がおり、道男は東京本社を目指して企業社会を勝ち抜こうとしていた。  一方、町子が通勤電車で通う姿を同じ電車で心にとめていた北良介(勝呂誉)という男がいた。良介は製鉄工場で工員をしていたが、思い切って町子を呼び止め交際を迫った。しかし、町子は突然のことに戸惑い、振り切って逃げてしまう。ところが、この良介が町子の下の弟の遊び相手であることが判った。悪い遊びではない。機関車の操車場に放置してある機関車に二人して忍び込み、下の弟の機関車への夢を育むお相手をしていただけだった。良介は再び町子に交際を申し込み、一回だけという条件で町子は応じた。すると、町子は良介が純粋で立派な人柄であることを感じて好感を持つ。  東京本社行きが決まった道男はいよいよ町子に結婚を迫ってきたが、下町を嫌悪して出て行こうとする道男の姿に失望を覚え、「下町の汚れた空気の上にも太陽が照っているのよ。」といって快諾を拒むのであった。そして、今度は純粋な良介が通勤電車の中で交際を申し込むと、笑みを湛える。  倍賞千恵子がレコーディングした「下町の太陽」という曲が大ヒットしたあと、制作された同名の映画であり、本作の中でも倍賞が歌っている。山田洋次監督の日本人の日常を画面に刻むという個性がよく出ており、まずまずの作品だと感じた。この頃の倍賞千恵子は一途な若い女を演ずることが多いようだが、そういう意味では成功しているだろう。後の倍賞は風貌も変わり、もっと深い表情を湛えるまでになるが、そこまでにはまだ距離があるようだ。

  • eto********

    3.0

    黄金コンビの始まり

    山田洋次監督 デビュー2作目はちょっと社会派の青春ムービー(?) 山田さん×倍賞さんの黄金の組み合わせはここから始まったのだ。 ”会社は倍賞さんのヒット曲「下町の太陽」にのせて もっと明るい青春ものをという要望だったが暗い映画になってしまった” と反省を隠していない。 確かにこれは 『キューポラのある街』のような、 黒澤さんの影響ももろに受けているような。 山田ワールドはまだ夜明け前のような感じで。 倍賞さんはこの映画みたいな女工の役より 美しい主婦の役のほうが良いね、やっぱり。 交通事故で息子を亡くして精神を病んでしまった東野英治郎(後の水戸黄門さまやね) さんの哀しい芝居が何か心に残る。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
下町の太陽

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

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