伊豆の踊子
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作品情報上映スケジュールレビュー

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(23件)

切ない23.6%かわいい21.8%ロマンチック14.5%悲しい9.1%泣ける7.3%

  • sat********

    1.0

    古いとはいえ、超つまらん...

    地上波でやってたので、映画は興味ないが、有名な作品なのでどんな内容かと思い視聴 昔の映画だから、演出その他で古臭く面白みがないのは仕方ないが、吉永小百合目当て以外で、当時の観客はこの話のどこが面白いと感じたのだろう... 同じ古くても、いまだに心を揺さぶる「ローマの休日」なんかとは大違い 原作はもう少し初恋のドキドキや、旅芸人の人生などが描かれてて興味深いのかも知れないが、映画は全然つまらんかった

  • NUG

    3.0

    原作を読んだことないが

    何だこれだけの話かって感じがする。 ただ、それが甘酸っぱい青春という感じで逆にいい。

  • der********

    3.0

    転生した二人

    西河克己は生涯に2本の『伊豆の踊子』を撮っている。1本が吉永小百合・高橋英樹版の本作(1963年)で、もう1本が1974年の山口百恵・三浦友和版。 本作評価のポイントにモノクロのプロローグとエピローグの存在が挙げられる。現代(製作時)に転生した踊り子と学生の二人の幸福の予兆と、戦争の時代を生き抜いて学問に打ち込み晩年を迎えようとしている老大学教授(かつての旅の学生)の姿を描いたこの部分、ぼくはあってよかったと思っている。ゆえなく差別されていた旅芸人、酌婦、娼婦、女中らの、差別の重層化と言ってもいい負の連鎖が断ち切られる希望が、ここに集約されていると思うがいかがだろうか。 踊り子を演じる吉永小百合のすべてがいい。五目並びに勝って無邪気に喜ぶ姿。活動に連れて行ってとせがみ、講談本の続きを読んでとせがむ真っすぐな視線。村の子どもと遊ぶ天真爛漫さ。自分に似た境遇の女性に寄せる憐憫と嫌悪のまなざし。健気さ、明るさ。初恋にも失恋にもひたむきで一生懸命。そんな踊り子だからこそ、ごく近い将来、来年か再来年には人夫頭に手にかかる暗示が悲しい……。 もう一人、踊り子の兄の大坂志郎がいい。一つ間違えれば卑屈になってしまいかねない丁寧で礼儀正しい物腰で、落魄した旅芸人を見事に演じきっている。 天城トンネルの闇を高下駄で駆け抜ける高橋英樹。トンネルの先には、現実の悩み、苦しみの世界から生まれ変わる新たな世界が待っている。そして、そのはるか先に、プロローグとエピローグで描かれた世界が待っているのだろう。

  • ぴーちゃん

    3.0

    「可憐」としかいいようがない踊子

    1963年の吉永小百合版。相手役は高橋英樹。以前に山口百恵版を観たことがあるのだが、百恵ちゃんはキャラ的に影があり、天真爛漫な踊子って感じにならないんだよね~。そこへ行くとこの時の吉永小百合は可憐そのもので、配役的にピッタリだと感じた。  以前の山口百恵版では、死んでゆく薄幸の少女が石川さゆりだった。当時花の中三トリオとは比べるべくもないほど売れなかった石川さゆりにはこんな役があてがわれるのかと同期デビューでありながら主役との差に慄然とする思いで観ていたのだが、数年後に「津軽海峡冬景色」の大ヒットを飛ばし立場が逆転するのを見るにつけ、伊豆の踊子の時は悔しかったんだろうなぁと石川さゆりにシンパシーを感じたりしていたものだった。  その薄幸の少女役をこの映画では十朱幸代がやってる。なんか感慨深かった。 この映画で感じたことと言えば、当時は高等学校の生徒ってだけで、尊敬の目で見られていたのだなぁってこと。冒頭の茶店の場面でそれは顕著。茶店で旅芸人一座が休んでるところにあとから茶店に入ってくる高橋英樹。茶店のおばさんは奥に招き入れる。雨に濡れた服を囲炉裏で乾かせってこと。その時の物腰が凄くこびへつらってる。書生さんこちらにどうぞってなもの。その際、高橋英樹があの旅芸人たちは今晩どこに泊まるんですかねと尋ねると、あんなものたちは座敷がかかればどこにだって泊まるんですよ、と見下したように言うわけ。  劇中なんども吉永小百合が、高橋英樹の学生にたいして「下田に着いたら、活動連れてってくださいましね」という。4~5回は言ってる。これが個人的にはとてもツボだった。結局下田について、踊子の宿に高橋英樹は約束を果たすために「活動いきましょう」って誘いに行くんだけど、踊子の母親役の浪花千栄子が身分が違う恋を懸念して、お座敷が入ったって口実で行かせない。このへん切ない。  とっても違和感があるのは、この映画の冒頭は大学教授になった宇野重吉の回想ではじまること。浜田光夫がダンサーと学生結婚したいと宇野重吉の教授に相談をもちかけるの。そのダンサーっていうのが吉永小百合の二役なんだけど、この場面要らない。浜田光夫を出したかっただけなんじゃないのって気がする。おまけに現代のこのシーンがモノクロで過去はカラーってきたらもろ「悲しみよ、こんにちは」じゃないか!監督は西川克己って人だけど、あまりにあからさまだろうと思ってしまった。  ちょっと天城超えしたくなった。来週行こうかな。

  • stanleyk2001

    4.0

    無邪気な踊子の足元には

    「伊豆の踊子」1963 「あっお月様。明日は下田。嬉しいな。赤ん坊の四十九日をしておっかさんに櫛を買ってもらって。それからまだいろんな事がありますのよ。活動に連れてってくださいましね。お休みなさいまし」18歳の吉永小百合が眩しい。そしてこの日本語の美しさ。 高橋英樹演ずる一高生(現在の東京大学教養部)の主人公が旅芸人一座と旅をする物語。 映画は最初と最後にモノクロの現代の場面が付け加えられている。高橋英樹の一高生は大学教授になっている(演じたのは宇野重吉) この現代の部分の他に原作にない場面が付け加えられている。 (1)踊子(吉永小百合)が病に倒れても客を取らされた娼婦・お清(十朱幸代)と偶然出会う場面。そこにお清の同僚・お咲が「何見てんだよ!お前さんだっていつかはこうなるんだよ」と踊子を追い払う場面 (2)主人公が旅館の混浴風呂に入っていたところに酌婦達が入って来てお咲(南田洋子)と言い争いになり主人公が風呂から出るに出られなくなる場面 (3)踊子が宴席で助平心を出した客に絡まれた時に土地の人夫頭(郷英治)から助けられる場面。 (4)病死したお清の棺桶が山の中に棄てられるのをお咲が口惜しそうに見送る場面 (5)旅芸人一座と別れ東京へ船で帰る主人公を見送る為に踊子が港に駆けつける途中チンピラに囲まれるが人夫頭に助けられる。そして人夫頭が踊子を好色な目で見送る場面 なぜこれらの場面に気がついたかというと昔、原作を読んだ時に主人公の一高生の一人称で書かれていたと記憶していたから。(2)以外には主人公は登場していない。 久しぶりに原作を読んだがやはりこれらの場面は原作になかった。 (1)と(4)は文庫本「伊豆の踊子」に収録されている「温泉宿」が元になっている事が分かった。 「温泉宿」は四季ごとに章立てされている。伊豆の温泉宿で清掃や酌婦やそして売春を生業とする様々女性達の群像劇だ。 おそらく監督と脚本家は「伊豆の踊子」だけでは尺が足りないと考えて「温泉宿」のエピソードと人夫頭のエピソードを付け加えたのだろう。 「伊豆の踊子」は孤児であるが故にひねくれていた主人公が旅芸人一座との旅で変化していくという青春物語とされている。しかし今回原作を読むと一座の中に踊子を見つけた主人公は踊子との一夜を妄想して必死に一座を追いかけている。そんな性的妄想に囚われている主人公の気持ちが変わるのは有名な露天風呂の場面。原作では踊子の白い身体を見て「なんだ、まだ子供なのだ」と主人公の性的妄想が醒めて爽やかに笑う場面だ。つまり踊子はまだ第二次性徴を迎えていない「真っ白な身体」だったからだ。 もちろん映画では踊子のオールヌードのカットは無く上半身のみだ。観客は彼女の無邪気さを感じるだけだが主人公の中では踊子は性的対象から妹の様な存在に変化している。 だから一高生と踊子の関係は男女関係にはならずにプラトニックに進んでいく。 そして付け加えられた場面はその清純な物語とは正反対な性と死の物語。 それは将来踊子が生きる未来なのかもしれない。大体踊子一行の一人一人が望んだ人生を生きているわけではない。一座を率いる踊子の兄はかつて新派の俳優だった。その妻は旅の途中で妊娠したが二度も流産している。一座の財布を握っているのは妻の母(浪花千恵子)そして大島で雇った娘。 彼らは茶屋のおばあさんから「あんな奴ら」と蔑まれている。 いつまで旅芸人が出来るのか?いつか踊子は人夫頭の様な人間に見込まれて妾にされるかもしれない。お清やお咲の様な飯盛女・商売女になるかもしれない。 原作小説にはない「性と死」を付け加えて映画はモノクロの現代に戻る。宇野重吉は踊子に瓜二つのダンサー(吉永小百合)と学生(浜田光夫)を見送る。二人は学生結婚しようか迷っている。 現代の二人は自分で選択して人生を切り開いていく。数十年前の夏に出逢ったあの踊子はどんな人生を送っただろうか? 無邪気な踊子の足元には深い断崖が口を開けている。踊子が幸せな人生を送った事を願ってやまない。人生の儚さに胸が締め付けられる

スタッフ・キャスト

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高橋英樹川崎(高校生)
吉永小百合薫(踊り子)
大坂志郎栄吉(踊り子の兄)
堀恭子千代子(その妻)
浪花千栄子お芳(母親)
茂手木かすみ百合子(雇い娘)
十朱幸代お清(湯ケ野の酌婦)
南田洋子お咲(湯ケ野の酌婦)
深見泰三鶴の屋
郷えい治人夫頭(鶴の屋の息子)
小峰千代子茶屋のばあさん
安田千永子お時(女中)
土方弘お咲の男
宇野重吉大学教授
福田トヨ料理屋の女中
新井麗子酌婦風の女(下田)
峰三平旅の坊主

基本情報


タイトル
伊豆の踊子

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
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