独立機関銃隊未だ射撃中
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(5件)
- sna********
4.0点
戦争映画において戦闘シーンをどのように描くかということはキーの問題だ。「戦場のはらわた」という例外的映画を除くと、「プライベートライアン」で戦場が汚いものであるということが当たり前になって、それ以後の戦争映画の戦闘シーンは基本的にプライベートライアンの演出を踏まえたものになっている。 日本に1960年代前半にライアン的戦場の凄まじさが、当時のお世辞にも高いとは言えない特殊効果の時代にありながら描かれているすごい映画があったにはある種の驚きだ。ほとんどトーチカの内部での言って見れば演劇的でありながらも、演出の工夫、役者の演技で傑作戦争映画に仕上がっている。トーチカ内の跳弾など、トーチカ戦闘に関するある種のリアルな演出は実際に戦争というか戦闘を体験した方々が多くまだ存命していた人がいた時代だったから可能だったのかもしれない。 西部戦線異状なしへのオマージュも含め、ある種の戦場のリアルを描き切った傑作と思う。 凄い。
- d_h********
5.0点
ネタバレ壮絶に“飛び散る”厭戦映画の傑作
このレビューにはネタバレが含まれています。 - out********
4.0点
「独立機関銃隊未だ射撃中」というタイトルから岡本喜八監督の「独立愚連隊シリーズ」と勘違いされていますが、全く関係ありません。第二次世界大戦末期のソ連・満州国境守備隊のお話。トーチカという閉塞空間を守る日本軍守備隊と軍事力で圧倒的に勝るソ連軍との凄絶かつ悲惨な戦闘を極力感傷と思想を排除して淡々と描いた日本の戦争映画としては珍しい作品であると思います。 ここで描かれるほとんどの兵士たちは「大義」のためではなく「生き延びるため・生きて日本へ帰るため」に戦います。また、登場人物たちに劣らない存在感を示す92式重機関銃(実銃)のリアルでメカニカルな作動シーンと全編ドキュメントタッチで乾いています。 DVD化も無理そうですし、浅草名画座で再上映してくれないでしょうかね?
- bakeneko
5.0点
ネタバレトーチカの中は..。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - jug********
5.0点
是非DVD化を
スタッフ・キャスト
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