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舞妓と暗殺者 (1963)

監督
三隅研次
  • みたいムービー 1
  • みたログ 9

3.75 / 評価:4件

津川雅彦の必死さが伝わる異色時代劇です。

  • mal***** さん
  • 2012年6月3日 14時23分
  • 閲覧数 269
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

1963年に公開された大映の時代劇です。

幕末の京都を舞台に倒幕派の若き侍の九鬼(津川雅彦)と舞妓のひな菊(高田美和)との恋を描いた作品ですが、明治維新直前の日ごとに緊迫した情勢の中を生きる人物達の息遣いが聞こえるような緊迫感が映像から感じれます。

そのなかで出会った九鬼(くき)とひな菊の淡い恋愛は倒幕という大義に翻弄され、いつの間にか九鬼は裏切り者として仲間から命を狙われる羽目に・・・。

ここからネタばれになるので、それでもよろしければお読みくださいませ。

裏切り者とされた九鬼、実は彼が属する組織の長(山本耕一)自身が本当の裏切りものであり、その事実を知るだけでなく恋敵でもある(勝手に思ってるだけですが)九鬼を何としても殺そうとするわけです。

クライマックスの殺陣シーンはいかにも重そうな刀を双方が必死に交えての死闘。これだけでも見応え充分なんですが、息絶え絶え生き残った九鬼とひな菊がその場で互いを求め合うシーンは、それが生き残った喜びなのか、それとも倒幕の夢敗れた九鬼のやるせなさから来たものかは分かりませんが、とにかく生々しい鮮烈さがあります。

勧善懲悪、あるいは悲劇に終わる時代劇をそれなりに観てきたつもりですが、本作の終わり方はそのなかでも異色だと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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