にっぽん昆虫記
4.1

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(16件)


  • タイムスリップ1.21ジゴワット

    3.0

    左幸子の問題シーン

    実の父親に乳首を吸わせるシーンが話題にり、男性客が殺到して興行成績年間1位になったのは有名。 よくあるパターン。 ヤコペッティの大残酷とかもそうだった。 カルト作品というかプレゼンの勝利とも言えそうだけど。

  • エル・オレンス

    5.0

    ネタバレ斜め上の厄介者しか出てこない映画w

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • WXYは知ってても、それだけじゃ

    3.0

    下駄を割くまで

    汗と涙と情欲に満ちた女の半生とその情景、ストップモーションの間で余韻を作る。

  • ter********

    1.0

    Netflixで鑑賞

    昭和38年公開というのに驚いた その頃人権意識とかなかったのか 昆虫だなんて馬鹿にしている ここに出てくる人達に心がないはずがない 監督の力不足だと思う 左幸子さんの演技は良かった。

  • takamath

    2.0

    メチャクチャつまらなかった!

    今村昌平の最高傑作、キネマ旬報年間ベストワン、ベルリン国際映画祭最優秀主演女優賞などなど、期待値マックスだったのが原因だからか、スゴくつまらなかった。 砂の女、生きるとか、古い邦画は嫌いじゃないが、コレはあまりにもフィットしなかった。 こういうのを外すと、2時間ムダにしてしまったと後悔して、気落ちする。 昨年も新文芸坐で上映してたし、国立映画アーカイブでも上映してたので、いつかどこかでまた観れるだろうと思い、映画館で観れるのを待っていたが、テレビで観たら絶対途中で観なくなってるレベル。 封切り当時はフレッシュだったのだろうが、価値観や演出があまりにも古く、ユーモアのセンスなど全く理解できなかった。 まあ、自分が生まれた十数年前の作品だから、と自己慰問するしかない。 殿山泰司と高品格の若い頃が観れたから、よしとしよう。 20200814 新文芸坐

  • 柚子

    4.0

    昔の日本人ってのは、今と常識が違うのか、それとも下層階級の人々ってのは、みんなこんなだったのか… それとも特殊な人々を描いたものなのか… 東北の農村地帯で、誰の子かわからない男の子供を生んでも、家族も世間も別に大したことじゃないみたいに、日常が続く… 人間は生まれた瞬間から、生きるため、欲のため、愛のため、ひたすらにがむしゃらに突き進む 当時の左幸子のような役者は、現代には存在しない 這いつくばって生きている昆虫と人間は、たいして変わらない 今だったら人間の尊厳やら道徳やら、いろいろ問題になりそう ある意味、昔は良かった?

  • her********

    5.0

    完璧にして傑作

    くどくど何も書かなくていいでしょう。 「完璧」にして「傑作」。 文句なしの「満点」。 これを正しく評価できないなら、ポエム映画のおとぎ話でも観てれば?

  • kin********

    5.0

    ネタバレ変化球のホームラン

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • han********

    4.0

    全然ノスタルジックではない昭和

    記憶が遠くなるにつれ、昭和という時代は凄く良かったとノスタルジックに浸っていた。 だけど、この作品で全く知らなかった昭和を見た。 この映画の中の昭和はとてもハードで、貧しくて、生命力が必要とされた過酷な時代。 昭和前半の人は生きることに熱かったし、図太かったし、ズルかった。 現在より不便で不潔で臭そうな時代だけど、役者の演技と昭和の風景を含め、映画全体から生命の躍動感を感じました。 聞き取れない東北弁多々有りな上、白黒映画で見にくい場面も有りましたが、久々にインパクトのある映画を観た気分です。

  • moe********

    4.0

    今村昌平が、女性の生命力を追求した名作

    この映画は、女性の「生命力」の強さを徹底的に追及した作品であり、師匠「川島雄三」の生い立ちをテーマにした青森土着性を暴いた作品である。 近親相姦(=川島雄三の”ALS”の原因をネタにした。近親婚による遺伝子異常を基礎にしている。)、肉体を”売ってでも”生活の足しにするタフな女性を左幸子が好演した。 近親婚の虜になった北村和夫も名演、「東北の農村に生まれ、地主に『足入れ婚』を強要され、やがては売春宿からコールガール組織のマダムとなる一人の女と、その母と子と、その母と娘、三代にわたる女たちのセックスを通して「昆虫のようなその生命力、繁殖力を執拗に描いた。 「豚と軍艦」で、日活から評価を得たが、その後今村はこの作品完成まで全国各地を歩き回り、結局川島雄三の出身「青森」の土着性にたどり着いた。 娘「吉村実子」も好演で、農村女性の”根源的”強さ、女性の恕厚かましいまでの生命力を暴いた今村昌平の演出の粘りが冴えわたる! 左幸子が主演であるが、今村昌平は、川島雄三に頼んで、「若尾文子」にする予定があった。 今村作品は、「赤い殺意」にもあるように、川島雄三をモチーフにした作品が光っており、この作品はその川島雄三出身”青森”がよく描かれている。 今村昌平が川島雄三をネタにした作品は優れており、また川島雄三は今村昌平を可愛がっていたので、この作品はにっぽん「土着性」をよく演出している。 今村作品で、一番成功を収めた作品だと言ってよい。 川島→今村、浦山は、川島雄三の弟子では一番成功いており、この作品のアンチテーゼは、川島雄三にささげられたものである。 にっぽんには昔からあった近親相姦、これを行なうことで「資産の散逸」を防いだにっぽん人の悲劇、これは喜劇に通じるものがある。 今村作品ファンは、見ておいて損はない作品だ!

  • drm********

    3.0

    女性強し

    今村監督作では『復讐するは我にあり』が一番好きです。 相変わらずこの作品も人間の情念が色濃くでていて、ここまで”貪り食う” 感覚を引き出せる監督も出てこないなぁ、というくらい。 感覚としては観てるとなんか体のあちこちがべたついてくる感じというか…。 前半、方言があまりに強すぎて話を理解するのにかかったというのが 星を下げた原因ですかね。 皮膚感覚では理解できたのですが。

  • C&Bコングラッチェ

    1.0

    最後まで見れなかった

    『メ~イちゃ~ん』というトトロのお婆ちゃんの声、テレビドラマ「高原へいらっしゃい」のおばやん役 北林谷栄さんを検索して見つけた作品。若いときはどんなだったのだろうという興味だけで見ることにした。 レビューの評価がとても高かったので多少期待したが、なまりが強すぎて現代人に理解できず、当時の世相がよくわかるといえばそうかもしれないが、ストーリーもテンポも睡魔に負け続け、結局途中から早送り。それでもエンディングを迎えずに停止ボタンを押しました。 残念だが見ても面白くないし、父ちゃんが娘の乳を吸うシーンもエロさを感じず、娼婦のシーンも・・・ そっち系で期待した人の期待にも全くこたえることはありませんでした。久々に残念な1本でした

  • Kurosawapapa

    5.0

    傑作!今村昌平監督が描く“性”の原点

    凄い映画があったものだ! この感覚は、成瀬巳喜男監督の「浮雲」を初めて見た時の衝撃に似ている。 今村昌平監督作品・第6弾は、これまで作られた作品とは全く違う流れ。 監督らしさである “重喜劇” は封印、 深く、重く、今村監督が初めて “性” に迫った作品となっている。 ( 1963年キネマ旬報・第1位 ) ↓予告編のテロップを載せておく。 ========== 雪深い東北の片田舎に生まれ、育ち、嫁入り、 貧困 と 因習 の中で、必死に生きた女。 涙だらけの生涯に繰り広げられる、日本人の暮らしと思考の典型。 都会の 喧騒 と 群衆 の中に、我々は、故郷を背負って生きている。 誕生: それは苦悩 死滅: それは厳粛 父と娘、母と娘の 愛情 と 相剋 。 男と女の 邂逅 と 別離 、 それを結びつけるものは ”性” 。 人間、その生存の根底にドス黒く流れる “性” を鋭く追求する。 ========== この映画は、主人公とめ(左幸子)の半生を描いた物語。 田舎で生まれたとめは、 “貧困” “因習” “性” の中に育ち、 後半は、 “都会の渦” に巻き込まれ、コールガールの組織を作るも、売春罪で逮捕されてしまう。  “昆虫” のごとく、土の上を這いつくばってでも生きていく、、、 そんな生命力に満ちた映像の数々。 主演したのは、本作で日本人初の “ベルリン国際映画祭・主演女優賞” を獲得した左幸子。 もちろんブルーリボン賞でも主演女優賞受賞、文句無しの体当たり演技を見せている。 本作の特徴の1つは、日本の近代史を挿入しているところ。 空襲(1945年)、 農地改革(1947年)、 松川事件(1949年)、 血のメーデー事件(1952年)、 皇太子御成婚(1959年)など。 目まぐるしく変革する 社会の表舞台 と対比された、 全く変わることのない、社会の “底辺” 。 もう1つの特徴は、カットの方法。 ・ストップモーションを使い、奇妙な音楽とともに和歌を読んでカットする ( 和歌の例: 『 愛娘のため 弱き体に鞭打ちて(体を売り) 悔し涙に金数えてる~ 』 ) ・あるいはブツ切り これら方法により、見る側は愁情が鬱積、主人公の生き苦しさと同調していく。 この映画では、似たようなシーンを2回見る。 ・母がそうであったように、自分も夫以外の男に体を預け ・自分が売春に使われたように、今度は自分が若い娘を使っていく ・そして、自分が裏切ったように、手なずけた娘たちも自分を裏切っていく 色情の罪 は、 ”業” となり我が身にふりかかり、 それは、実の娘にも受け継がれていく。 しかし、登場人物は、決して感傷的になどならない。 貪欲な 本能 を露呈する姿は、むしろ生き生きして見えてくる。 ・生まれた瞬間から背負わなければいけない苦しみ ・抗うことのできない運命 ・這いつくばってでも生きていく、沸々とした魂の喘ぎ 巨匠・今村昌平監督の真髄を垣間見た傑作です! ( IMAMURA:No6/19 )

  • のんちゃん

    5.0

    今村昌平!

    戦中、戦後の女性の地位を見事に、一人の生き様を持って表現した、今村昌平の最高傑作である。当時日活は、石原裕次郎を中心とするスター映画が主であった。鈴木清順さえも、一風変わっているが、娯楽映画を撮っていた。ところが、今村昌平は人間の根源を見つめるような、独特な作品を撮り続ける。ヌーヴェルヴァーグに対抗するかのような傑作群。日活時代の今村昌平は凄かった。日活退社後の作品は、海外の賞狙いの意識が見えて、普通の監督になってしまった。

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレとめちゃんふぁいと!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • dqn********

    5.0

    女性の生命力を冷徹に描いた傑作

    東北の農村に生まれたある女性の戦中・戦後を通じた一代記。人間の悲惨さと滑稽さを冷徹なリアリズムで描き切った傑作である。 戦争・終戦・松川事件・血のメーデー・伊勢湾台風・皇太子婚礼・60年安保など、日本現代史の重大事件を随所に盛りこんだ巧みなストーリー展開(木下恵介「日本の悲劇」と似ているか)、ストップモーションやクローズアップの大胆な活用、時折挟まれる短歌のとぼけた味わいなど、緻密にして骨太、かつユーモアも忘れない完成度の高さで充実感は濃厚。 特筆すべきは左幸子の熱演。彼女が演じるのは、底辺の境遇の中でタフに生きていく女性・とめ。戦前の貧しい農家に生まれ、父親とは近親相姦的関係(乳を含めせる場面が秀逸)になり、戦後はハウスメイドを皮切りに、新興宗教にハマり、売春婦も経験し、社長の妾となり、ついにはコールガールの元締めに。売春婦の時は使われる立場だったとめが、今度は元締めとして女たちを使う立場へとのし上って行く。売春宿のマダム(北林谷栄)にどんどん似ていくとめの姿がリアル。 過酷な状況下をしぶとく生きる強さ、それをどこかユーモア感を漂わせて表現する左の演技力はひたすらすごい。娘・信子(吉村実子)が自分と同じ妾になっていると知り号泣する場面の悲愴感も凄まじい。 またそんな主人公の人生を、映画は終始、感情移入も突き放しもしない冷静な視点で描いているが、ラストの山道を登るとめの姿は、懸命に生きる虫を映した冒頭のシーンと呼応して、女性の「生命力の強さ」が肯定的に表現されている。 頭の弱い父役・北村和夫の不気味な存在感、信子役・吉村実子の(割り切って母と同じ男の妾になるなどの)ドライさ、さらには売春宿のマダム・北林谷栄のアコギな厭らしさも忘れがたい名演。

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