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関東無宿 (1963)

監督
鈴木清順
  • みたいムービー 3
  • みたログ 50

3.79 / 評価:19件

誰がための任侠道

  • kor******** さん
  • 2013年8月25日 14時17分
  • 閲覧数 733
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

冒頭から麗しきセーラー服と着物を羽織る昔気質なヤクザとのコラボ。いつの時代が微妙に分からない時代設定と、突っ込みたくなる極太眉毛と調子の高い声色のスター小林旭が異才鈴木清順監督の手によって任侠映画の先駆けともいえる作品に挑戦。

ふすまを開けるとカラフルなバックが広がっている色使い(例:刀で斬られる→一面赤のバック)もあれば、揺れる電球が止まることで時の経過を演出しているなど細かな部分も光れば、昭和感丸出しのコミカルな演出も心地よいです(例:乙女がウインク→唾を吞む)しかし、脚本に関しては不条理さが満載(笑)

中盤から賭博と叶わぬ恋のやりとりで作風が更にタイムスリップし、気づけば麗しきセーラー服はどこへやら…。非情さを伴う先鋭的なヤクザ界と、義理人情を重んじる主人公との対決があるのか、それとも叶わぬ恋に走るのかどっちつかずの展開にはやきもきしてしまいました。思いを寄せる娘との関係や、あっけなく身内に裏切られてしまった主人公の結末など、続編の匂いをプンプンと感じる幕切れには少々ガッカリもしてしまいましたが、期待を裏切れた事がなぜか気持ちよかったり(笑)

・余談

・英題(もしかしたら副題?)である「The woman sharper」は果して適切なのでしょうか?
・緊張の糸が切れる=本当に糸を切る演出は清順監督しかできない、いや、やらない(笑) 

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