続・拝啓天皇陛下様
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作品レビュー(6件)
- SN
3.0点
ネタバレやはり寅さん
このレビューにはネタバレが含まれています。 - とし
3.0点
2020年5月30日 映画 #続拝啓天皇陛下様 (1964年)鑑賞 #渥美清 の魅力である屈託のない笑顔、打算のない行動、ブサイクを踏まえた映画で、#男はつらいよ シリーズに繋がる感じがした。片思いするけど振られるところなんかまさにそうですもんね。軍犬兵というのは名称も含めて初めて知りました。
- kih********
4.0点
この男が心を通わせることができたのは、どうも戦地での軍犬トモハルと、中国人散髪屋と、内地焼け跡のケイ子だけだったのだろう。憧れの女性だった女性教師と元華族夫人には片想いのまま離れられてしまう。 勝手な思い込みで女性を好きになって、それが失恋になって落ち込んでしまうというのは、寅さんのワンパターンとしてこの時から始まっていたのかもしれない。 それにしても、戦時・戦後の混乱は大変なことだったということが良く分かる。私などには、幼い頃のことでほとんど記憶にはないのだが、小学校に通うようになって、生活圏が広がって子どもなりの見聞が広がった。この映画の画面から思い当たることがいくつもある。派手な格好をして闊歩している女性には「パンパン」と言って囃し立てた。もちろんその意味は知らなかった。駐留兵士にも良く出会った。敵のヘイタイさんがカッコ良く見えた。自分たちの家はどこもみんな掘立小屋(同然)だった。田舎にヤミ米を買いに出て、帰りに警察に捕まって没収されたという話は何年も経って母から聞いた。 今になって思えば、映画の画面のこれがあの時のあれだったのだ、と思い起こすことがある。しかし深追いはしたくない。思い出したくないこともあるし、自分も人も傷つくことにしかならないことも多いからだ。 社会的に恵まれることのない男が、軍隊の方が楽でいいと言う。それほどに貧しい社会でこれだけ惨めな暮らしを続ける。こういう戦争では勝てるはずもない。こういう戦争はやるべきでない。(勝てる戦争ならやっていいか、というとそれはまた別の問題。) この映画は反戦の映画ではなさそうだ。非戦の映画でもない。私には厭戦の映画に見えた。
- tot********
4.0点
あの細い眼の笑顔。ドジでカッコもよくないけれど、人を安心させてくれるものがあります。この映画でもその魅力はよくでています。暗くならない前半は特にオモシロい。前作もそうでしたが、ラストで悲しくなるので後味としてはちょっと暗いものになってしまいます。宮城まり子もなかなかの熱演でした。シェパードもね。
- gar********
3.0点
(拝啓天皇陛下様)の続編として作られた作品 前作に比べて戦争の傷跡をえぐっていく様な、全体的に暗いイメージが漂い、見た後もちょっと重い気持ちに成ってしまう 戦争の悲惨さやむごさを表現したかったんだろうけど、ちょっと寂しく成り過ぎのような気もする 陽気な山田正助(渥美清)と現実を直視する棟本博(長門裕之)のコンビは相変わらずだが、もう少しカラッとした笑いが欲しかったかな なんとなく後味の悪さが心に引っかかります
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