ここから本文です

風の武士 (1964)

監督
加藤泰
  • みたいムービー 3
  • みたログ 16

3.86 / 評価:7件

政治を選ぶ女

  • 文字読み さん
  • 2009年1月10日 16時31分
  • 閲覧数 566
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

1964年。加藤泰監督。司馬遼太郎原作。江戸でふらふらしている、実は隠密の男が、身近な事件に巻き込まれて、幕府や紀州藩を相手に活躍する話。最初は平和ボケした二股男にすぎないのですが、あれよあれよという間に変わっていきます。その変化がすごい。大川橋蔵ならではのコミカルなキャラクター。

二股の一方が実は秘境の里のお姫様で、その里には大金が隠されていたということがわかっていくのですが、ほとんどかぐや姫です。異界の女性との恋と別れ。「帰らなければ。。。」。「政治か恋か」で悩む主人公が隠密そっちのけで恋を選ぶのに対して、一端は恋を選んで男と一夜を共にするお姫様が政治を選ぶというのがすごい。恋より男よりも政治。

動かないカメラのパンまたはカットの切り返しによる風景描写や、二股のもう片方との別れのシーン。さらに、映画では映せない性的シーンの隠喩としての花なども無駄がない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ