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乱れる (1964)

監督
成瀬巳喜男
  • みたいムービー 21
  • みたログ 199

4.20 / 評価:87件

ラストの乱れた麗しさ!!!

  • エル・オレンス さん
  • 2020年5月2日 14時45分
  • 閲覧数 434
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

成瀬巳喜男の最高傑作です!

台詞一つ一つや人間模様や心境描写がリアルで生々し過ぎる・・!

義母や義姉妹、嫁の礼子が囲んで会話するシーンとか、とても男性が書いた脚本とは思えないリアルさで驚愕。(戦後当時は礼子のように、夫亡き嫁ぎ先で長年暮らす女性が多かったんですかね)

冒頭から衝撃のラストまで、一瞬たりとも目が離せない面白さで、グイグイ引き込まれます!

そんな魅力たっぷりの本作ですが、その魅力を一番押し上げているのは、高峰秀子に他ありません!!

目で、表情で、声の抑揚で、仕草で、そして後ろ姿で、これほど力強く情緒豊かに演じられる女優が、今の日本にいますか???キネ旬歴代女優部門で1位に輝くのも超納得の素晴らしさです!

前半では凡庸な未亡人だった彼女が、義弟に告白されてから(若き日の加山雄三は本当に美男子ですね!)、色気と麗しさを増していく様を見事に熱演していて脱帽です!

そしてラスト。髪を振り乱した艶めかしい高峰秀子のアップは、観終わった後も目に焼き付くほどの強烈ぶり!映画史に永遠に残る名ラストです!

一歩でも外せば陳腐な昼メロドラマになりかねないこのドラマを、成瀬のカメラワーク演出、松山善三の脚本、そして高峰ら役者陣の演技が、日本映画史上屈指の名作に昇華しています!

詳細評価

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