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座頭市千両首

jig********

3.0

ずるさも強さの内と知れ、なのか

シリーズ6作品目ともなると 戦う理由を考えるのも大変そうですが、 今回は上納金千両を盗人に盗まれた百姓らのために 真犯人を捕まえようと市が奔走します。 まぁ、望んで犯人探ししているわけではなく、 その場に居て犯人の疑いをかけられたという あたりも彼らしいのかなと思います。 以前の作品に出てきた国定忠治も本作で再登場、 今回は盗人の嫌疑が彼にもかかり 知り合いである市が彼の嫌疑を晴らそうとするわけですが、 国定の親分、以前とは違った落ちぶれっぷりに びっくりなわけですが相変わらず何者なのか思い出せず、 とりあえず赤城山を根城にしてたんですねくらの 認識しかありません。 黒幕の一味の中に凄腕の浪人らしきがおりまして、 それがなんとムチを使うというインディ・ジョーンズ さながらの腕前に、これいつ時代の作品? と余計な詮索をしたくなりましたが、 とりあえず市との最終決戦に 彼だけ馬で颯爽と登場したので許しました。 どこそこで待ってるぞ! と、かっこよく言ったわりには馬で登場して 市を奇襲するとはなかなかのもんです。 最後の敵がムチ使いて・・ 座頭市シリーズの敵はバラエティに富んでいるのやもしれません。 ちなみに城健三朗氏が演じてまして、 今回は以前と違って市と見間違えることはありませんでした。 権力に取り付かれたもの、 金に目がくらんだもの、 欲に取り付かれたやつらに碌なやつはいないんだなと、 時代劇のお約束のようなお話に巻き込まれた市ですしたが、 今回はヒロイン役らしきも登場しないということで、 いつものロマンスも封印し禁欲した市が 最強でしたというところでしょうか。

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