ああ爆弾
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(8件)

コミカル22.2%笑える19.4%楽しい13.9%不思議8.3%パニック5.6%

  • hor********

    2.0

    リズム感

    ドリフのようなドタバタ喜劇をリズム感やテンポに注力して組み立てた実験映画みたいな映画。 当時はエポックメイキングだったのかもしれないが、今見るとしつこいだけで、面白いわけではない。退屈。 まとめ:早く終わってくれー

  • moe********

    5.0

    ペンシル型爆弾が飛び交う日本!

    ペンシルの中に、「爆弾」! 大名組大名大作は、子分太郎とともに出所したが、新興ヤクザ矢頭彌三郎にシマを乗っ取られていた。 悔しい大作は、太郎に命じ、矢頭が散髪している床屋に、彼の背広に、太郎が開発した「ペンシル型爆弾」とペンシルを入れ替えて、矢頭を爆死させることを狙うが、、、実はその背広、矢頭の背広ではなかった。 慌てた大作は、ペンシル爆弾が銀行で見知らぬ人に渡ってしまい、回収するのに一苦労してしまう。 今度はゴルフボール型爆弾に挑戦するが、これもうまくいかず、子分の太郎の命助けるため、このチャレンジも不発、大作は、ライバル退治のため爆弾作るが、ことごとく「チョンボ」があって、自分で自分のクビを絞めるストーリーになるが、ここが岡本ギャグの本領ともいえる。 現代なら、「ペンシル型原子爆弾」もアイデアとして使えたはずで、着眼点は面白い。 伊藤雄之助、砂塚秀夫、中谷一郎と、クセのある役者さんを起用。伊藤雄之助氏起用は、岡本監督の尊敬する川島雄三監督が好んだ役者さんであり、和洋折衷で、草月流「勅使河原氏」を起用、「しとやかな獣」へのオマージュになっている。 北朝鮮の「ICBM原子爆弾」にも通じるもので、短絡的発想では必ず失敗する、でも喜劇的である、ここに岡本監督固有のセンスがある。 伊藤雄之助氏は、怪演男優であり、笑いとれる俳優であった。 岡本監督の野心が積もった、怪映画?である!

  • mas********

    4.0

    ミュージカルだったとは!

    日本のミュージカルは、能狂言的表現もあり! 実験的な試みで、当時でこれだけのシンクロした映像音楽を作り出すには かなり苦労したのではと思われる。 「砂の女」(監督:勅使河原宏)と同時上映だったとは?!

  • Kurosawapapa

    4.0

    あっぱれ岡本喜八流☆ミュージカル♪

    ======= 「大名組」組長・大名大作(伊藤雄之助)が出所。 子分にしてくれと頼む太郎(砂塚秀夫)にまとわりつかれながらシマに戻ると様子は一変。 組が市会議員候補の矢東弥三郎に乗っ取られ、株式会社になっていた。 怒り心頭の大名は、爆弾作りの名人である太郎に万年筆型の爆弾を作らせ、矢東に持たせようとします。 ======= あらすじだけを見ると、クライムサスペンスのようですが、 本作は、ミュージカル風・エンターテインメント☆ 面白いのは、使われた楽曲。 狂言、能楽、勧進帳、浪曲、唱歌の替え歌など、あらゆる邦楽。 また音楽だけでなく、笛、太鼓、かけ声など、沢山の効果音を駆使。 寄席の出囃子を使った登場や、うちわ太鼓と動作の同調など、 ユニークなシーンが盛り沢山☆ リズミカルで、テンポのいい流れは、岡本映画の特徴ですが、 今作では、潤ったメロディーで情緒を醸し出すのではなく、 乾いた知的なリズムで、 “ニヒリズム” を生み出しています。 主人公を演じたのは、岡本作品では常連の伊藤雄之助。 だみ声で、コミカルかつ哀愁漂わせる俳優さんですが、本作でも真骨頂の演技を披露。 伊藤雄之助は、脳溢血で倒れ半身不随になっても、懸命のリハビリで再び俳優として復帰を遂げた、気骨ある俳優さんでもあります。 ・幼なじみの椎野武三、通称“しいたけ”とのやりとり ・バキュームカーの尻尾のくだり ・映画館のスクリーン裏での爆破実験  など、 コミカルシーンは、かなり笑える☆ 爆弾は、巡り巡って、、、 狂騒的、悲劇的展開になりそうなところ、 岡本監督が込めたささやかな “人間愛” にも安堵。 少々行き当たりばったりの展開が多いですが、楽しさに関しては抜群☆ 映画は、 “リズム” “テンポ” “間” であることを、心底感じさせる逸品。 そして、岡本監督の息遣いこそ音楽的であったことが、よく分かる作品です☆ ( OKAMOTO:No5/20 ) 今作の監督キーワード:「岡本流ミュージカル」

  • mal********

    4.0

    簡潔な結末、だから面白い。

    やくざの親分が服役中に組を乗っ取った市会議員候補者暗殺計画を描いた映画です。しかし、そこは岡本喜八監督、本作をストレートな犯罪映画に終わらせず、ブラック・コメディとミュージカル仕立てにするセンスは、さすがと言うしかないでしょう。また、その喜八監督のセンスを理解した出演者陣が、躍動感にあふれた動きと演技を披露してくれているので、最後までひたすら楽しめます。伏線が多い映画ほど面白いという風潮が強い今の日本映画に比べれば、本作のストーリー展開と幕切れは実に潔いと思いますし、だからこそ、単純に楽しめると思うのです。映画監督岡本喜八の真髄が感じられる「ああ爆弾」、おススメします。

スタッフ・キャスト

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伊藤雄之助大名大作
高橋正大名健作
越路吹雪大名梅子
砂塚秀夫田ノ上太郎
中谷一郎矢車弥三郎
沢村いき雄椎野武三
重山規子ミナコ(大名の元二号)
北あけみカスミ(矢車の二号)
天本英世乾分テツ
有島一郎銀行支店長
二瓶正也社員竜見
長谷川弘ギャングA
鈴木和夫ギャングB
桜井浩子銀行秘書
小川安三銀行守衛
丘明美銀行窓口嬢
馬野都留子小使いのおばさん
古田雅俊その息子三太
権藤幸彦警官A
伊原徳警官B
堤康久庄屋の職人
浦山珠美映画館のモギリ
三浦敏男映画館の若い衆A
大前亘映画館の若い衆B
鈴木治夫洋服屋
細川隆一文房具屋
林幹太った市会議員
加藤茂雄声をかける男

基本情報


タイトル
ああ爆弾

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
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