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ああ爆弾

moe********

5.0

ペンシル型爆弾が飛び交う日本!

ペンシルの中に、「爆弾」! 大名組大名大作は、子分太郎とともに出所したが、新興ヤクザ矢頭彌三郎にシマを乗っ取られていた。 悔しい大作は、太郎に命じ、矢頭が散髪している床屋に、彼の背広に、太郎が開発した「ペンシル型爆弾」とペンシルを入れ替えて、矢頭を爆死させることを狙うが、、、実はその背広、矢頭の背広ではなかった。 慌てた大作は、ペンシル爆弾が銀行で見知らぬ人に渡ってしまい、回収するのに一苦労してしまう。 今度はゴルフボール型爆弾に挑戦するが、これもうまくいかず、子分の太郎の命助けるため、このチャレンジも不発、大作は、ライバル退治のため爆弾作るが、ことごとく「チョンボ」があって、自分で自分のクビを絞めるストーリーになるが、ここが岡本ギャグの本領ともいえる。 現代なら、「ペンシル型原子爆弾」もアイデアとして使えたはずで、着眼点は面白い。 伊藤雄之助、砂塚秀夫、中谷一郎と、クセのある役者さんを起用。伊藤雄之助氏起用は、岡本監督の尊敬する川島雄三監督が好んだ役者さんであり、和洋折衷で、草月流「勅使河原氏」を起用、「しとやかな獣」へのオマージュになっている。 北朝鮮の「ICBM原子爆弾」にも通じるもので、短絡的発想では必ず失敗する、でも喜劇的である、ここに岡本監督固有のセンスがある。 伊藤雄之助氏は、怪演男優であり、笑いとれる俳優であった。 岡本監督の野心が積もった、怪映画?である!

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