越後つついし親不知
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(3件)


  • mos********

    3.0

    ネクロフィリア

    昔、営業車で聴くラジオ番組で、いちばん楽しかったのが小沢昭一の小沢昭一的こころだった。スクリプトとお話小沢昭一、お囃子山本直純。と毎回言う。 老年の諧謔と煩悩と哀愁があった。毎回「~の心なのだ」で締めくくった。毎回、笑った。なつかしい。だが、小沢昭一が俳優をやっていた時代を知らない。 Netflixで観たアースクエイクバード(2019)という映画に佐久間良子が出ていた。わたしの世代よりずっと昔の人だが、とても珍しい人を見た気がした。今は平幹二朗との間の息子、平岳大が、同Netflix提供、BBCが製作したドラマGiri/Hajiに出演している時代である。 基本舞台の人のようで、テレビや映画には消極的だが、外国人に埋もれない立派な体躯をしていた。サラブレッドを感じる俳優である。 お姫さん女優でスタートした佐久間良子は、じっさいもお嬢さんのように育ってきた──らしい。品のいい顔立ちで、若い時分の未通女風を想像するのはたやすい。その良家の子女な見栄えが、東映の制作陣の性欲に火を付けた。東映のヤクザやポルノへ傾向と平行して、次第に翻弄されたり凌辱されたりの役へ傾向したようだ。 よく知らないが、この映画を昔観たことがあった。 風変わりな映画でよく覚えている。過失によって妻(佐久間良子)を死なせてしまった夫(小沢昭一)が、その屍体を温存しておくという話──ではないが、そこしか覚えていない。実相寺昭雄のようなカウンターカルチャーの映画ではないのに、エキセントリックな描写をしていた。 屍体を素っ裸に剥いてムシロに包んで、冷えないように焚火で暖める。夫は、妻が死んだことを認めることができず、一種の錯乱状態に陥っているわけだが、映画の狙いは当然エロだった。ただし屍姦を直接描写できるほど現代ではない。むしょうにたんたんとしたナレーションが「恐れていたことがおこった、彼女の体が腐敗しはじめたのである」とか何とか言って、ようやく焼却にする。 映画が旧さや白黒によって、描写が寡ない分、刺激された想像力はすさまじかった。 そのまことに気の毒な役で、佐久間良子をよく覚えていた。気の毒とは、役の上の気の毒さ、というより、女優として、東映の方針に翻弄された気の毒さである。前段で三國連太郎演じる粗暴な男に犯されたりもする。制作陣の性欲をもろにぶつける日本の伝統的Abused Womanを体現した暗い映画だった。

  • her********

    4.0

    佐久間良子の美

    佐久間良子 ・若尾文子の美しさに、かすかに「品」をプラスしたほどの美しさを堪能。 三国連太郎、小沢昭一も素晴らしい。 名画を堪能。

  • sei********

    3.0

    強烈な作品ではあるが

    ラピュタ阿佐ヶ谷にて鑑賞。今井正監督1964年作品。 水上勉氏の原作は読んでないですが、展開・舞台設計とかまさに「小説」の世界を感じましたね。ただ、観終わった後に感じたのは「映画にする必要があったかな?」 越前の冬の奥地で起きた悲劇、ヒロインの苦痛が荒波と深雪の厳しい冬に助長される。たしかに映像でも伝わるのですが・・・何か強く惹かれなかった。 ヒロインの苦痛なんかは、様々なイメージ(彼女の過去・現在の生活・人間関係、等々)が重層的に積み重なって描かれるものだと思うので、「雪深い地」を撮って、メロウに仕上げるだけでは厳しいかな。映画にするのが凄く難しい題材だと思いました。 前半部分をカットして、留吉が家に戻ってからの嫁と婆との家族としての生活部分をもう少し撮っても良かったのかなと思います。 私は三國さんの演技が素晴らしいと思いました。もう、独自の「型」を持ってますね。 佐久間さんも体張り過ぎ(笑)有名な女優さんの死に様では今までで一番インパクトがありましたね。主演3人の境遇が・・・ 強烈な作品です。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
越後つついし親不知

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル