日本侠客伝
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(12件)
- kyo********
4.0点
任侠物は自分が物心ついた頃には廃れていたので、これまであまり見た経験がなく、残念だが内容に対して多く語れない。 しかし、この作品が勧善懲悪を基調とした王道の任侠映画であることは理解できた。 また主要な登場人物を演じる俳優たちが、死してなお名前が轟くような大物俳優ばかりであることには驚かされた。まだ御存命の方は、今では誰もが知る芸能界の大御所になっている。 私のように任侠初心者のような者にとっては、顔を知っている豪華有名俳優ばかりであるし、物語も単純なので、楽しんで観ることができた。 そのためこの映画は任侠物に馴染みの無い若い方への、任侠映画入門編としてお薦めの一本だと思った。
- ine********
4.0点
東映任侠映画のルーツは「人生劇場 飛車角」だが 今後長く続く任侠映画の黄金パターンを決定付けたのはどうやらこの一作 正直何本も同じ様な物を見続けるのはお勧めしないが 源流となった飛車角と日本侠客伝はどちらも面白く 優れた映画なので色んな方に観て頂きたい 主演に高倉健 脇に中村錦之助、大木実、田村高廣、松方弘樹、長門と津川の兄弟 悪役は勿論この人安部徹 女性陣には三田佳子、藤純子(当時)、ミヤコ蝶々 などなど出てる面子も素晴らしいが皆に見せ場があって 物語りがやや陰鬱な展開なのに素直に楽しんで鑑賞出来ます 任侠映画って今でも応援上映みたいな形式で復活しないかな 「錦之助行かないで!」「健さんやっちまえ!」とか声を出して楽しみたい ひょっとしたらお家でご家族皆で楽しむ、なんてのも良いかも・・?
- hea********
4.0点
何と50年以上も前の作品です。 それなのに白黒じゃなくてカラーなのがちょっと意外。 同年には「博士の異常な愛情」「サウンド・オブ・ミュージック」「マイ・フェア・レディ」「荒野の用心棒」などが撮られています。 この中では「博士の異常な愛情」が白黒映画です。 内容ですが、木材問屋の争いなんて、あんまりよその映画じゃ見ないですね。 ストーリーは意外と起伏がありましたが、分かりやすかったです。 最期の討ち入りのシーンがちょっと残念だったかな。 もう少し迫力ある見せ方があったかもね。
- おおぶね
4.0点
朝ドラ「とと姉ちゃん」の舞台が木場で、軍部からいじめられているところだ。 戦争は戦っている人もひどいが、銃後の暮らしも破壊する。 この作品でも軍部の横暴が目立つ。 波止場もそうだが、木場は多くの人が必要だった。 波止場の方はコンテナ化ですっかり変わったが、エリア・カザンの『波止場』同然の状態だった。当然、ギャングや日本ではヤクザが絡んできた。 木場もすっかり変わっただろう。 僕の住んでいるところは製材所が多かった。ちょうど、木場みたいだった。 ロシアから木材がいっぱい輸入されていたのだ。 それが全くなくなってしまった。 ちょうど、「とと姉ちゃん」は政府の検閲で苦労しているところだ。 花森安治が戦争キャンペーンを選んでいるところも描かれていた。 本当はどうだったんだろう。 1964年といえば、東京五輪の年。 高度成長の真っ最中にこんな前時代的な映画が作られていたのだ。 と書いたら、「全時代的」ってなんだとイチャモンをつけられそうだ。 侠客伝を見ながら、高度成長期のサラリーマンは我慢に我慢を重ねてきたのだ。71年まで続いたシリーズだ。 それにしても、みんな若かった。 藤純子はやっぱりきれいだ。
- じぇろにも
3.0点
ネタバレ昼間 木場での喧嘩
このレビューにはネタバレが含まれています。
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