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集団奉行所破り (1964)

監督
長谷川安人
  • みたいムービー 3
  • みたログ 31

4.25 / 評価:8件

金子信雄が善玉のリーダーなんて!

  • bakeneko さん
  • 2018年11月7日 14時16分
  • 閲覧数 117
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

殺伐とした設定&結末が多かった東映の「集団抗争時代劇」シリーズ終盤の作品ですが、黒澤明の作品の脚本家:小国英雄のユニークな発想を生かして、苛烈な闘争劇というよりは敵の意表を突く頭脳戦の面白さを前面に出している珍品となっています。

七年前までは海賊であった公事宿「碇屋」の亭主勘助(金子信雄)は、以前の仲間、道伯(内田良平)、丹次郎(里見浩太朗)、捨吉(神戸瓢介)、源太(大友柳太朗)、吉蔵(田中春男)、為七(市川小金吾)、流刑中に死亡した佐吉の妹お駒(桜町弘子)を召集して、東町奉行所に蓄財されている賄賂を略奪する計画を立てる…というお話で、警戒厳重な奉行所に押し入る方策や、意外な誤算、そして知恵を絞った再逆転…がテンポよく繰り広げられます。

「十三人の刺客」を始めとした集団抗争時代劇のトレードマークである“巨大なセット”や一人ひとり倒れてゆく“苛烈な殲滅戦”は無く、替わりに「隠し砦の三悪人」の様な頭脳戦を駆使した展開が愉しめる活劇となっていて、特に序盤に観客に提示される“決定的な切り札”が最後まで活躍しない-人を食った脚本に唸らされます。

大友柳太朗はいつもの剣豪キャラですが、いつもは悪役の金子信雄がチームリーダーで、里見浩太朗がからっきし役に立たないのも出色ですが、流石にモノクロでも桜町弘子は綺麗ですし、同心(佐藤慶)の娘:お糸役の嘉手納 清美(18歳)は後にウルトラセヴンでサロメ星人を演じた沖縄美人ですよ♡

ねたばれ?
“ここなら誰も立ち聞き出来ないぜ!”と最初は慎重に海の上で会談したのに、より具体的な作戦を話し追う次の回から普通に自宅に集まるなんて…

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